WO2005022902A1 - 送信機能付きカメラと携帯電話機、画像データ取得送信プログラム - Google Patents

Abstract

カメラは、送信先情報を取得した後、画像を撮影する指示を受け付けて画像を撮影し、送信先情報が示す送信先に撮影画像データを送信する。このカメラにより、送信操作のために次のシャッターチャンスを逃したり、面倒な送信操作を行うことを避けて、撮影画像データを送信しなかったりすることが防止できる。

Description

明細書

送信機能付きカメラと携帯電話機、 画像データ取得送信プログラム 技術分野

本発明は、 撮影した画像データを送信する機能を有するデジタル カメラと、 そのようなカメラを搭載した携帯電話機、 そのカメラの 動作方法である画像デ一夕取得送信プログラムに関する。 背景技術

特開 2 0 0 3 - 6 9 9 8 8号公報には従来のデジタルカメラシス テムが開示されている。 このデジタルカメラシステムは、 通信用力 —ド対応の通信 I Z F ( Interface ) ドライバと、 標準通信プロ トコ レ の T C P I P (Transmission Control Protocol/Internet Protocol)とを有する。 そしてパーソナルコンピュータはブラウザ機 能の h t t pを搭載し、 デジタルカメラはサ一バー機能の h t t p dを搭載し各種の H T M L (Hyper Text Markup Language)文書を 保存する 。 パー ソ ナルコ ン ピ ュ ー タ か ら の U R L (Uniform Re source Locator)に基づき、デジタルカメラは各種 H T M L文書を パーソナルコンピュータ側に転送する。 さらに、 パーソナルコンビ ユー夕の画面に表示されたシャッターポタンを押すと、 この指示に 応じデジタルカメラはシャッターのプログラム動作を行う。

また、 このデジタルカメラは、 撮影した画像データを予め設定し た指定先に送信し、 送信後はカメラの画像データを削除する。 これ により、 カメラの記録部の空き容量が確保される。 そのためこのデ ジタルカメラは、 記録部の多くの空き容量を必要とする高品質の画 像データを取得することができる。 この構成では、 送信先情報の入 力を受け付けた後、 撮影した画像データを送信する構成になってい ない。 そのため、 次のシャッターチャンスを逃したり、 送信が面倒 であるために、 送信すべき撮影画像データを送信しなかったりする ことがある。 またユーザが画像を撮影してから、メ一ルア ドレスを入力すると、 撮影画像データをメールア ドレスが示すあて先に送信するカメラ付 き携帯電話機がある。 この携帯電話機を用いて撮影した画像データ を送信する場合、 撮影後に送信するための操作を行う必要がある。 そのため送信操作の間に、 次のシャツ夕一チャンスを逃したり、 送 信が面倒であるために、 送信すべき撮影画像データを送信しなかつ たりすることがある。 発明の開示

本発明のカメラは、 送信先情報を取得した後、 画像を撮影する指 示 ¾受け付けて画像を撮影し 、 送信先情報が示す送信先に撮影画像 う—夕を送信する。 すなわち画像の撮影を卜リガ として、 入力さ れた送信先情報が示す送信先に撮影した画像データを送信する。 こ の力メラにより 、 送信操作のために次のシャッタ一チヤンスを逃し たり 、 面倒な送信操作を行うことを避けて 、 画像テ 夕を送信しな かつたりすることが防止できる 図面の簡単な説明

図 1 は本発明の実施の形態におけるカメラの概略構成の例を示す ハードウェアブロック図である。

図 2は本発明の実施の形態 1 におけるカメラの機能ブロック図で ある。

図 3は本発明の実施の形態 1 におけるカメラの動作について説明 するフローチヤ一トである。

図 4 A， 図 4 Bは本発明の実施の形態 1 におけるカメラ付き携帯 電話機の外観図である。

図 4 Cは図 4 A , 図 4 Bに示すカメラ付き携帯電話機のブロック 図である。

図 5は本発明の実施の形態 1 における送信先情報入力画面を示す 図である。 図 6は本発明の実施の形態 2 におけるカメラの機能プロック図で ある

図 7は本発明の実施の形態 2 におけるカメラの動作について説明 するフ口一チヤ である。

図 8は本発明の実施の形態 2 における送信条件管理表を示す図で ある

図 9は本発明の実施の形態 3 におけるカメラの機能ブ口ック図で める。

図 1 0は本発明の実施の形 3における力メラの動作について説 明するフローチャ トである

図 1 1は本発明の実施の形 3 における動作情報管理表を示す図 である

図 1 2は本発明の実施の形 3 における他の動作情報管理表を示 す図である。

図 1 3は本発明の実施の形台 4における力メラの機能ブロック図 である

図 1 4は本発明の実施の形台 4における力メラの動作について説 明するフローチャ 卜である

図 1 5は本発明の実施の形 4における条件管理表を示す図であ る。 発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、 実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行う ので、 再度の説明を省略する場合がある。

(実施の形態 1 )

図 1 は、 本発明の実施の形態におけるカメラの概略構成の例を示 すハードウェアブロック図である。 撮像機構を構成する撮影レンズ 部 1 0 1 は、 レンズ、 フィルタ部、およびオートフォーカス（A F )、 絞りの機構部等からなり、 機構部のメカニカルシャツ夕一は 2つの フィールドの同時露光を行う。 撮像素子 1 0 2は C C D素子や MO S型撮像素子からなり、 撮影レンズ部 1 0 1 を介して入力された映 像を電気信号 （アナログ信号） に変換して画像データを得る。

カメラ画像処理部 （以下、 処理部） 1 0 3は、 撮像素子 1 0 2 に 対する低雑音化を行うための C D S (相関 2重サンプリ ング） 回路 を有する。 また、 この C D S回路を介して撮像素子 1 0 2から入力 されたアナログ信号をデジタル信号に変換する A/D変換器等を有 する。処理部 1 0 3 は、アナログ信号を最適なサンプリ ング周波数、 例えば N T S C (National Television Standards Committee)信号 のサブキャ リア周波数の整数倍にてデジタル変換した後、 'ホワイ ト バランス， 色信号処理等を行う。

電源部 1 0 4はカメラの各部に電力を供給する。 奂処理部 （以 下、 C P U) 1 0 5は装置全体を制御する。 メモリ部 （R AM) 1 0 6は、 C P U 1 0 5 において処理するプログラムを始め各種装置 の設定データ， 画像データを一時保存し、 またワーキング領域とし て用いられる。 R〇 M 1 0 7は装置の電源起動時の起動プログラム を格納している。

圧縮 伸張部 1 0 8は、処理部 1 0 3から送られる画像データを、 色差データと輝度デ一夕とに分けて各種処理， 補正、 および画像デ 一夕圧縮 Z伸張のためのデータ処理を施す。例えば、 J P E G (Joint Photographic Experts Group)準拠の画像データ圧縮 Z伸張の一過 程である直交変換 · 逆直交変換、 およびハフマン符号化 · 八フマン 複合化等を行う。 これらの処理により J P E G画像データ， 文字モ —ド画像データ， 2値画像データや、 A V I 等の動画を圧縮 Z伸張 処理する。

圧縮された画像データは、 ファイルとして R AM I 0 6 に蓄積さ れるか、 I /F 1 0 9 に揷入している記録媒体 1 0 9 Aに蓄積され る。 記録媒体 1 0 9 Aは、 S Dメモリカード， スマートメディア， コンパク トフラッシュ等のフラッシュメモリや、 フロッピーデイス ク、 C D R， D VD - R, D VD— R AM等の磁気、 あるいは光学 的な記録メディアである。

表示部 1 1 0は、 液晶パネル等からなるディスプレイ 1 1 0 Aに 接続されている。 表示部 1 1 0は、 ディスプレイ 1 1 O Aにより、 撮影時には各種モード， 各種エラーの表示、 またはモニタリ ングし た画面データの表示等、 再生時には撮影した画像データの表示、 あ るいはサムネールの表示を行う。 さらに表示部 1 1 0は、 夕ツチパ ネル 1 1 0 Bから座標の信号を C P U 1 0 5 に伝達する制御を行う。

また撮影モードの電源を立ち上げ状態では、 表示部 1 1 0は処理 部 1 0 3より処理した画像データを直接ディスプレイ 1 1 O Aに動 画像データとして出力する。 すなわち、 ディスプレイ 1 1 O Aはフ アインダとして機能する。 なお、 図示していないがファインダを別 に設けた構成でも良く、ユーザはディスプレイ 1 1 0 Aを見ながら、 シャッター （撮影ポタン） を押す機会を待つ。

操作部 1 1 1 は、 機能選択、 撮影指示、 および他の各種設定を外 部から行うための種々のポタンを有している。 例えば、 撮影時に使 用するシャツ夕一， ズームキ一， モードダイヤル， ス トロポポタン， マクロポタン、 ディスプレイ 1 1 O Aにガイダンスを表示させ操作 機能選択するためのメニューキー、 上下左右のカーソルキー， E N T E Rキー， C AN C E Lキー， S E L E C Tキー、 電源をオンォ フするパワーポタン、 一連の操作を記録 · 再生するためのポタンを 有する。

また、 各ポタンは、 撮影時、 再生時、 通信時など動作モード毎に 別の機能を併せ持つていても良く、 夕ツチパネル 1 1 0 Bを用いて より多機能なキーを割り当てても良い。 そして、 所望する操作のポ タンが押下することで生じた信号が操作部 1 1 1から C P U 1 0 5 に通知され、所定のプログラムに従ってカメラが動作する。さらに、 夕ツチパネル 1 1 0 Bによりパーソナルコンピュータに用いるよう なキーボードと同等の文字入力を行わせるようにしても良い。

通信 I Z F 1 1 2は、 外部通信機器とのインタフェースであり、 例えば、 ノート型パーソナルコンピュータの普及と共に広がった P C カ ー ド の標準化規格の P C M C I A ( Personal Computer Memory Card International Association) あ 。 通信 丄 / F 丄 1 2には、 P Cカードとして、 P S T N (—般公衆網） に接続するた め の モ デム カ ー ド 、 I J D N (Integrated Services Digital Network)網に接続するための T A (terminal adapter)カード、 L A N (Local Area Network)に接続するための L ANカード、 さらには 携帯電話と接続するための無線通 fe力ード等がある □ これらを用い てカメラは外部通信機器に接続する。

さらにカメラは、 夜間等の撮影時にス トロボを発光制御し 、 発光 させるために必要なコンデンサ等の機能を有するス 卜ロボ部 (図示 せず） を有する。

図 2は、 本実施の形態におけるカメラの機能ブ Πック図である。 図 2では、 本実施の形態の特徴的な構成要素を主として記載してい る。 カメラは、 撮影レンズ部 1 0 1 、 撮像素子 1 0 2 、 処理部 1 0

3よりなる画像データ取得部 2 0 5 と 、 操作部 1 1 1 、 送 先情報 受付部 2 0 1、 蓄積部 2 0 2 、 送信先情報格納部 2 0 3、 送信部 2

0 4を有する。 画像デ一夕取得部 2 0 5は画像を撮影してその画像 のデータを取得する。

送信先情報受付部 （以下、 受付部） 2 0 1 は、 ユーザが操作部 1 1 1 を操作して入力した送信先情報を受け付ける。 送信先情報は、 メールアドレス、 I Pア ドレスなど、 送信先を特定するための情報 であれば良い。 受付部 2 0 1 は、 テンキーやキーボード等、 操作部 1 1 1 のデバイス ドライバ一や、 メニュー画面の制御ソフ トウェア 等で実現される。

送信先情報蓄積部 （以下、 蓄積部） 2 0 2は、 受付部 2 0 1が受 け付けた送信先情報を送信先情報格納部 （以下、 格納部） 2 0 3 に 蓄積する。 蓄積部 2 0 2は、 通常、 C P U 1 0 5や R A M 1 0 6等 から実現される。 蓄積部 2 0 2が送信先情報を蓄積するための処理 手順は、 通常、 ソフ トウェアで実現され、 そのソフ トウェアは R O M等の記録媒体に記録されている。 但し、 ハードウェア （専用回路） で実現しても良い。

格納部 2 0 3は、 送信先情報を予め格納するメモリである。 格納 部 2 0 3は、 不揮発性の記録媒体が好適であるが、 揮発性の記録媒 体でも実現可能であり、 R A M I 0 6から実現される。

送信部 2 0 4は、 操作部 1 1 1 の一部である撮影ボタンが押下さ れ、 画像を撮影した後に、 その画像のデータを自動的に格納部 2 0 3 に格納された送信先情報が示す送信先に送信する。 この場合、 力 メラは送信先情報の入力を受け付けた後、 画像を撮影する指示を受 け付け、 画像を撮影し、 送信先に画像データを送信する。 送信部 2 0 4は、 画像を撮影後、 直ちに画像データを送るとは限らない。 送 信部 2 0 4は、 画像を撮影して所定時間後 （例えば、 数秒後) に画 像デ一タを送っても良い。 また送信部 2 0 4は、 ユーザに画像デー 夕を送信するか否かを問い合わせた後、 送信する旨の指示を受け付 けた場合に、 画像データを送信しても良い。 送信部 2 0 4は、 無線 の通信機構が好適であるが、 有線の通信機構でも実現可能である。 送信部 2 0 4は、 通信 I / F 1 1 2 を含むと考えても含まない （ソ フ トウェア部分のみ） と考えても良い。

以下、 本カメラの動作について図 3のフローチャートを用いて説 明する。

( S 3 0 1 ) 操作部 1 1 1から入力があつたか否かを判断する。 入力があれば処理は S 3 0 2 に進み、 入力がなければ S 3 0 1 に戻 る。

( S 3 0 2 ) S 3 0 1 における入力が送信先情報の入力 あるか 否かを判断する。送信先情報の入力であれば処理は S 3 0 3 に進み、 送信先情報の入力でなければ S 3 0 4に飛ぶ。

( S 3 0 3 ) 蓄積部 2 0 2は、 入力された送信先情報を格納部 2 0 3 に蓄積し処理は S 3 0 1 に戻る。

( S 3 0 4 ) S 3 0 1 における入力が撮影指示であるか否かを判 断する。 撮影指示であれば処理は S 3 0 5に進み、 撮影指示でなけ れば S 3 0 1 に戻る。 ( s 3 0 5 ) 撮影レンズ部 1 0 1が撮影し、 撮像素子 1 0 2は、 撮影レンズ部 1 0 1 を介して入力された映像を電気信号 （アナログ 信号） に変換して画像データを得る。

( s 3 0 6 ) 処理部 1 0 3は、 S 3 0 5で取得した画像データに 対して 所定の処理を行う。 /ょ で、 画像データが R A M 1

0 6等に蓄 れ^ >

( S 3 0 7 ) 送信部 2 0 4は、 格納部 2 0 3 に送信先情報が格納 されているか否かを判断する 。 送信先情報が格納されていれば処理 は S 3 0 8 に進み、 送信先情報が格納されていなければ S 3 0 1 に

( S 3 0 8 ) 送信部 2 0 4は、 格納部 2 0 3の送信先情報を取得 する。

( S 3 0 9 ) 送信部 2 0 4は、 S 3 0 8で取得した送信先情報が す送信先に、 撮影した画像 —タ ¾送信する。 処理は S 3 0 1 に 戻る。

なお 電源オフや処理終了の割り込み (モードの切り替えなど） により処理は終了する。

以下 本実施の形態におけるカメラの具体的な動作について説明 する。 図 4 A， 図 4 B、 図 4 Cは、 カメラ付きの携帯電話機を示す。 つまり、 本実施の形態によるカメラは、 携帯電話機に組み込まれて いる。 図 4 Aは、 携帯電話機の操作部 4 1である複数のポタン 4 1 Aと、 液晶パネルからなるディスプレイ 4 2 Aを有する面である。 図 4 Bは、 携帯電話機の撮影レンズ部 1 0 1 と、 小さい液晶パネル からなるディスプレイ 4 2 Bとを有する面である。 図 4 Cは機能ブ ロック図である。 送受信部 4 6 は、 マイク 4 4からの音声入力を、 C P U 4 8 を介して無線にて送信する。 またスピーカ 4 5 は送受信 部 4 6が着信するとその信号を受けて着信音を発するとともに、 相 手側 （外部） から送られてく る音声データの信号を音声にして発す る。 なお、 送受信部 4 6は図 2 における送信部 2 0 4に相当し、 C P U 4 8は図 1 における C P U 1 0 5 に相当する。 表示部 4 2は図 4 A， 図 4 Bにおけるディスプレイ 4 2 A , 4 2 Bを有し、 図 1 に おける表示部 1 1 0 とディスプレイ 1 1 0 Aとに相当する。 操作部

4 1 は図 1 における操作部 1 1 1 に相当し、 画像デ一夕取得部 4 3 は図 2 における画像データ取得部 2 0 5に相当する またメモリ 4 7は図 1 における R A M I 0 6や図 2 における蓄積部 2 0 2、 格納 部 2 0 3 に相当する。

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まず、 本携帯電話機のユーザは、 画像を撮影する刖に、 図 5 に示 す送信先情報入力画面のフィールド 5 1 に、 これから撮影する画像 の送信先を示す送信先情報を入力する。 そして、 登録ポタン 5 2を 選択すると、 入力した送信先情報 「 h t @ d c m . n e . j ρ」 が メモリ 4 7 (格納部 2 0 3 ) に蓄積される。

次に、ユーザが、携帯電話機のモードをカメラモー に切り替え、 撮影ポタンを押下する。 携帯電話機 (カメラ） は、 画像を撮影し、 積する。 そして、 携帯電話機は、 送信先情報 「h t @ d c m . n e . j p」 が示す送信先に、 撮影した画像データを送信する。 なお、 携帯電話機のモードをカメラモードに切り替え、 撮影ポタンを押下 した場合に、 撮影される処理は、 従来技術であるので詳細な説明は 省略する。

以上のように、 本実施の形態のカメラは、 送信先情報の入力を受 け付けた後、 送信先情報が示す送信先に撮影した画像データを自動 的に送信する。 したがって、 送信操作のために次のシャッターチヤ ンスを逃したり、 ユーザが面倒な送信操作を行う ことを避けて、 撮 影画像データを送信しなかったりすることはない。

なお、 本実施の形態において、 送受信部 4 6 (送信部 2 0 4 ) は、 画像を撮影した後に、 直ちに送信先情報が示す送信先に画像データ を送信することが望ましい。 また、 送受信部 4 6は、 画像を撮影し て数秒後に送信先情報が示す送信先に画像データを送信しても良い。 また、 画像データを送信するか否かを、 ユーザに問い合わせて、 送 信する旨の入力があった場合に、 送信先情報が示す送信先に画像デ 一夕を送信しても良い。 また、 本実施の形態において、 画像デ一夕を送信後、 一時蓄積し た画像デ一夕を削除しても良い。 このようにすれば、 携帯電話、 ま たはカメラの記録媒体が有効に利用できる。

また、本実施の形態において、送信先情報は手入力されているが、 予め登録されているア ドレス帳等から、 ユーザが選択することによ り送信先情報を入力しても良い。

また、 本実施の形態の具体例において、 カメラは携帯電話機に設 置されているが、 送信機能を有するカメラであれば良い。 つまり、 電話機能は必ずしも必要ではない。 これは、 他の実施の形態におい ても同様である。

さ らに、 本実施の形態におけるカメラが画像データを送信する処 理は、 ソフ トウェアで実現しても良い。 そして、 このソフ トウェア をソフ トウェアダウン口一ド等により配布しても良い。 また、 この ソフ トウエアを C D— R O Mなどの記録媒体に記録して流布しても 良い。 なお、 このことは、 他の実施の形態においても該当する。 な お、 本実施の形態におけるカメラの画像データ送信処理を実現する ソフ トウェアは、 以下のようなプログラムである。 つまり、 このプ ログラムは、 画像を撮影してその画像のデ一夕を取得する Aステッ プと、 予め格納部 2 0 3 に格納され、 送信先を特定する送信先情報 を取得する Bステップと、 Bステップで取得した送信先に画像デー 夕を送信する Cステップとを実行させるプログラムである。 より具 体的には、 送信先情報の入力を受け付ける送信先情報受付ステツプ と、 送信先情報受付ステップで受け付けた送信先情報を蓄積するス テツプと、 画像の撮影の指示を受け付けるステップと、 画像を撮影 してその画像のデータを取得するステップと、画像を撮影した後に、 画像データを送信先情報が示す送信先に送信する送信ステップと、 を実行させるプログラムである。

(実施の形態 2 )

図 6は、 本発明の実施の形態 2 におけるカメラの機能ブロック図 である。 なお、 カメラのハードウェア構成は、 図 1 に示した構成と 同様である。 図 6は、 本実施の形態の特徴的な構成要素を主として 示している。 カメラは、 撮影レンズ部 1 0 1、 撮像素子 1 0 2、 力 メラ画像処理部 1 0 3よりなる画像データ取得部 2 0 5 と、 操作部 1 1 1、 格納部 2 0 3、 送信条件格納部 6 0 1、 操作情報取得部 6 0 2、 判断部 6 0 3、 送信部 6 0 4を有する。

送信条件格納部 （以下、 格納部） 6 0 1は、 画像データを送信す るための条件であり、 撮影操作に関する条件でもある送信条件を、 送信先情報と対応させて格納している。 撮影操作とは、 撮影ポタン 押下に関する操作である。 格納部 6 0 1 は、 不揮発性の記録媒体が 好適であるが、 揮発性の記録媒体でも実現可能である。

操作情報取得部 （以下、 取得部） 6 0 2は、 画像の撮影操作に関 する情報である操作情報を取得する。 操作情報は、 例えば、 操作部 1 1 1 の撮影ポ夕ンの押下に関する情報である。さらに具体的には、 操作情報は、 撮影ポタンが押下された時間や、 単位時間あたりの撮 影ポタン押下回数等である。 操作情報のデータ構造は問わない。 取 得部 6 0 2は、 通常、 C P U 1 0 5や R AM I 0 6等から実現され る。 取得部 6 0 2が操作情報を取得するための処理手順は、 通常、 ソフ トウェアで実現され、 そのようなソフ トウェアは R〇 M l 0 7 等の記録媒体に記録されている。 但し、 ハードウェア （専用回路） で実現しても良い。

判断部 6 0 3は、 取得部 6 0 2が取得した操作情報が格納部 6 0 1 の送信条件に合致するか否かを判断する。 送信条件の内容、 構造 は問わない。送信条件の具体例は後述する。判断部 6 0 3は、通常、 C P U 1 0 5や R AM I 0 6等から実現される。 判断部 6 0 3の判 断の処理手順は、 通常、 ソフ トウェアで実現され、 ソフ トウェアは R OM 1 0 7等の記録媒体に記録されている。 伹し、 ハードウェア (専用回路） で実現しても良い。

送信部 6 0 4は、 判断部 6 0 3 における判断が、 合致するとの判 断である場合に、 格納部 2 0 3 の送信先情報が示す送信先に撮影し た画像デ一夕を送信する。 送信部 6 0 4は、 無線の通信機構が好適 であるが、 有線の通信機構でも実現可能である。 送信部 6 0 4は、 通信 I / F 1 1 2 を含むと考えても含まない （ソフ トウェア部分の み） と考えても良い。

以下、 本カメラの動作について図 7のフローチャー トを用いて説 明する。

( S 7 0 1 ) 操作部 1 1 1から入力があつたか否かを判断する。 入力があれば処理は S 7 0 2 に進み、 入力がなければ S 7 0 1 に戻 る。

( S 7 0 2 ) 取得部 6 0 2は、 S 7 0 1 における入力が撮影操作 に関する入力であるか否かを判断する。 撮影操作に関する入力であ れば処理は S 7 0 3 に進み、 撮影操作に関する入力でなければ S 7 1 1 に飛ぶ。

( S 7 0 3 ) 取得部 6 0 2は、 操作情報を取得し、 一時格納する。 なお、 操作情報は、 追記されても良い。 すなわち操作の履歴が格納 されても良い。

( S 7 0 4 ) S 7 0 1 における入力が撮影指示であるか否かを判 断する。 撮影指示であれば処理は S 7 0 5 に進み、 撮影指示でなけ れば S 7 0 7 に飛ぶ。

( S 7 0 5 ) 撮影レンズ部 1 0 1が撮影し、 撮像素子 1 0 2は、 撮影レンズ部 1 0 1 を介して入力された映像を電気信号 （アナログ 信号） に変換して画像データを得る。 .

( S 7 0 6 ) 処理部 1 0 3は、 S 7 0 5で取得した画像データに 対して、 所定の処理を行う。 なお、 ここで、 通常、 画像データが R A M I 0 6等に蓄積される。

( S 7 0 7 ) 判断部 6 0 3は、 格納部 6 0 1 に格納されている送 信条件を取得する。

( S 7 0 8 ) 判断部 6 0 3は、 一時格納している操作情報が、 S 7 0 7で取得した送信条件に合致するか否かを判断する。 送信条件 に合致すれば処理は S 7 0 9に進み、 送信条件に合致しなければ S 7 0 1 に戻る。

( S 7 0 9 ) 送信部 6 0 4は、 格納部 2 0 3 に格納されている送 信先情報を取得する。

( S 7 1 0 ) 送信部 6 0 4は、 S 7 0 9で取得した送信先情報が 示す送信先に、 撮影した画像データを送信し、 処理は S 7 0 1 に戻 る。

( S 7 1 1 ) 入力に対応した所定の処理を行い、 処理は S 7 0 1 に戻る。

なお、 電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。 以下、 本実施の形態におけるカメラの具体的な動作について説明 する。 ここで、 カメラの外観図は図 4 A， 図 4 Bと同様であり、 機 能ブロック図は図 4 Cと同様である。 本カメラは、 携帯電話機に内 蔵されている。 図 4 Cにおける送受信部 4 6が図 6 における送信部 6 0 4に相当する。 C P U 4 8， メモリ 4 7が取得部 6 0 2、 判断 部 6 0 3 に相当し、メモリ 4 7が格納部 2 0 3 、 6 0 1 に相当する。

このカメラ付き携帯電話機は、 図 8 に示す送信条件管理表を格納 部 2 0 3 、 6 0 1 に保持している。 送信条件管理表は、 「 I D」 「送 信条件」 「送信先情報」 を有するレコードを 1以上、 管理している。 すなわち、 送信条件と送信先情報とは対応して格納されている。 「 I D」 は、 レコードを識別する情報であり、 表管理上の要請のために 存在する。 「送信条件」 は、 撮影した画像デ一夕を送信する条件を示 す情報である。 図 8 における送信条件 「 3回以上7秒」 は、 1秒に 3回以上、 撮影ポタンが押される （撮影指示を受け付ける） ことを 意味する。 つまり、 1秒に 3回以上、 撮影ポタンが押された （撮影 指示を受け付けた）場合に、その送信条件を満たすことを意味する。 また、 送信条件 「 5秒以上」 は、 撮影ポタンを 5秒以上、 押し続け ていた場合に、 その送信条件を満たすことを意味する。 また、 「送信 先情報」 は、 対応する送信条件を満たす場合に、 撮影した画像デー 夕を送信する先を示す情報である。 図 8で、 「送信先情報」 はメール アドレスであるが、メールアドレスであるとは限らない。 「送信先情 報」 は I Pア ドレス等でも良い。

このような状況において、 ュ一ザは、 カメラ付き携帯電話機の撮 影ポタンを 5秒以上、 押し続けたとする。 そして、 携帯電話は撮影 ポタンの押下を検知し、 撮影する。 次に、 携帯電話は、 撮影した画 像データを記録媒体に蓄積する。 次に、 携帯電話は、 撮影ポタンが 5秒以上押し続けられたことを検知して、 送信条件管理表の 「 I D = 2」 の送信条件に合致した、 と判断する。 次に、 携帯電話は対応 する 「 I D = 2」 の送信先情報 「 b b b @ x y z . c o . j p」 を 取得する。そして、 携帯電話は、 「 b b b @ x y z . c o . j p」 に、 撮影した画像データを送信する。

また、 ユーザが撮影ポタンを 1秒間に 5回押下した場合、 携帯電 話機は、 5回撮影し、 5枚の画像データを取得し、 蓄積する。 次に、 携'帯電話機は、 送信条件管理表の 「 I D = 1」 の送信条件に合致し た、 と判断する。 次に、 携帯電話は 「 I D = 1」 の送信先情報 「 a a a @ d c m. n e . j p」 を取得する。 そして、 携帯電話は、 「 a a a @ d c m. n e . j p」 に、 撮影した画像データを送信する。 この場合、 送信する画像データは、 5枚の画像データすべてであつ ても良いし、 予め決められた条件に合致する画像データでも良い。 予め決められた条件とは、 例えば、 「最後の画像データ （ここでは、 5枚目の画像データ） のみを送る」 や、 「最初の画像データのみを送 る」 等である。 また、 予め決められた条件とは、 「最も美しく撮影さ れたと評価される」 でもよい。 最も美しく撮影されたとの評価方法 は、 画像データ処理技術による。 例えば、 人が写っていることを前 提に、 人がもっ とも大きく写っている画像を、 最も美しく撮影され た画像と評価する方法がある。 画像の中の人のサイズは、 公知の輪 郭抽出技術により可能である。

以上、 本実施の形態のカメラ （携帯電話） は、 撮影の操作に関す る条件を管理し、 その条件に合致する撮影操作を行った場合に、 そ の撮影操作に対応する送信先に撮影した画像データを自動的に送信 する。 この構成により、 所定の撮影操作を行った場合に、 所定の送 信先に撮影した画像デ一タを自動的に送信できる。

上記の具体例によれば、 例えば、 連写した場合に、 自分あて （例 えば、 「 a a a @ d c m. n e . j p」） に撮影画像デ一夕を送信す る。 また一定時間以上、 撮影ポタンを押していた場合に、 友人の携 帯電話機あて （例えば、 「 b b b @ x y z . c o . .j p」） に撮影画 像データを送信する。 すなわち撮影の操作に関する条件に合致する 撮影操作を行った場合に、 その撮影操作に対応する送信先に撮影し た画像データを自動的に送信できる。

なお、 本実施の形態によれば、 送信条件は、 上述した条件に限ら ない。 送信条件として、 撮影操作の回数に関する条件を含んでも良 いし、 単位時間あたりの撮影回数に関する条件を含んでも良いし、 撮影ポタンの押下時間に関する条件を含んでも良い。 また、 上記の 具体例において、 送信条件管理表の送信条件は 2つであつたが、 1 つでも、 3以上でも良い。 また、 たとえば第 1 の送信条件が、 「 3秒 以上撮影ポタンを押していた場合」 で、 第 2の送信条件が、 「 5秒以 上撮影ポタンを押していた場合」 というように、 操作情報が複数の 送信条件に合致するようにしてもよい。

また、 本実施の形態によれば、 カメラが保持する送信条件や送信 先情報は、 カスタマイズできることが好ましい。

さらに、本実施の形態におけるカメラを実現するソフ トウェアは、 以下のようなプログラムである。 つまり、 このプログラムは、 画像 を撮影してその画像のデータを取得する Aステップと、 予め格納部 2 0 3に格納され、 送信先を特定する送信先情報を取得する Bステ ップと、 Bステップで取得した送信先に画像デ一夕を送信する Cス テツプとを実行させるプログラムである。 より具体的には、 画像の 撮影操作に関する情報である操作情報を取得する操作情報取得ステ ップと、 画像を撮影してその画像のデータを取得するステップと、 操作情報が格納されている送信条件に合致するか否かを判断する判 断ステップと、 判断ステップにおける判断が、 合致するとの判断で ある場合に、 その送信条件と対応する送信先情報の示す送信先に撮 影した画像デ一夕を送信する送信ステップとを実行させるプロダラ ムである。

(実施の形態 3 )

図 9は、 本発明の実施の形態 3 におけるカメラのプロック図であ る。 なお、 カメラのハードウェア構成は、 図 1 に示した構成と同様 である。図 9は、本発明の特徴的な構成要素を主として示している。 カメラは、 撮影レンズ部 1 0 1、 撮像素子 1 0 2、 カメラ画像処理 部 1 0 3よりなる画像データ取得部 2 0 5 と、 操作部 1 1 1、 動作 情報格納部 9 0 1、 動作部 9 0 2、 送信部 9 0 3 を有する。

操作部 1 1 1 は、 撮影のためのポタンである撮影ポタンを 2以上 有する。 いずれかの撮影ポタンが押下された場合に、 カメラは画像 を撮影するとともに、その撮影ポ夕ンに対応する動作が実行される。 動作情報格納部 （以下、 格納部） 9 0 1は、 各撮影ポタンが押下 された際の動作に関する情報である動作情報をそれぞれの撮影ボタ ンに対応して 2以上格納している。 動作情報とは、 例えば、 情報を 送信する命令と送信先情報とを含む。 また、動作情報とは、例えば、 情報を蓄積する命令と蓄積先 （フォルダ名など） とを含む。 動作情 報のデータ構造は問わない。 格納部 9 0 1 は、 不揮発性の記録媒体 が好適であるが、 揮発性の記録媒体でも実現可能である。

動作部 9 0 2は、 いずれかの撮影ポタンの押下を受け付けた場合 に、その撮影ポタンに対応する動作情報を格納部 9 0 1から取得し、 取得した動作情報に基づいて動作する。 動作部 9 0 2は、 通常、 C P U 1 0 5や R A M I 0 6等から実現される。 動作部 9 0 2の処理 手順は、 通常、 ソフ トウェアで実現され、 そのようなソフ トウェア は R O M 1 0 7等の記録媒体に記録されている。 但し、 ハードゥエ ァ （専用回路） で実現しても良い。

以下、 本カメラの動作について図 1 0のフローチャートを用いて 説明する。

( S 1 0 0 1 )操作部 1 1 1 の撮影ポタンが押下されたか否か（撮 影指示を受け付けたか否か） を判断する。 撮影ポタンが押下されれ ば処理は S 1 0 0 2 に進み、 撮影ポタンが押下されなければ S 1 0 0 1 に戻る。

( S 1 0 0 2 )撮影レンズ部 1 0 1が撮影し、撮像素子 1 0 2は、 撮影レンズ部 1 0 1 を介して入力された映像を電気信号 （アナログ 信号） に変換して画像データを得る。

( S 1 0 0 3 ) 処理部 1 0 3は、 S 1 0 0 2で取得した画像デー 夕に対して、 所定の処理を行う。 なお、 画像データが一時的に蓄積 される。

( S 1 0 0 4 ) 動作部 9 0 2は、 押下された撮影ポタンを識別す る撮影ボタン識別子を取得する。

( S 1 0 0 5 ) 動作部 9 0 2は、 S 1 0 0 4で取得した撮影ポ夕 ン識別子に対応する動作情報を、 格納部 9 0 1から取得する。

( S 1 0 0 6 ) 動作部 9 0 2は、 S 1 0 0 5で取得した動作情報 が存在するか否か （NU L Lでないか否か） を判断する。 動作情報 が存在すれば処理は S 1 0 0 7 に進み、 動作情報が存在しなければ S 1 0 0 1 に戻る。

( S 1 0 0 7 ) 動作部 9 0 2は、 S 1 0 0 5で取得した動作情報 に対応する動作を行う。

なお、 電源オフや処理終了の割り込み （モードの切り替えなど） により処理は終了する。

以下、 本実施の形態におけるカメラの具体的な動作について説明 する。 ここで、 カメラの外観図は図 4 A， 図 4 Bと同様であり、 機 能ブロック図は図 4 Cと同様である。 本カメラは、 携帯電話機に内 蔵されている。 図 4 Cにおける送受信部 4 6が図 9 における送信部 9 0 3に相当する。 C P U 4 8 , メモリ 4 7が動作部 9 0 2に、 メ モリ 4 7が格納部 9 0 1 に相当する。

カメラ付き携帯電話機は格納部 9 0 1 に、 図 1 1 に示す動作情報 管理表を保持している。 動作情報管理表は、 「 I D」 「撮影ポタン識 別子」 「動作情報」 を有するレコードを 1以上、 管理している。 この 動作情報管理表によれば、 撮影ポタン識別子 「 1」 「 2」 「 3」 「 4」 「 6」 に対応する動作情報が格納されている。 つまり、 図 4 Aに示 すポタン 4 1 Aのうち、 「 1」 「 2」 「 3」 「 4」 「 6」 のいずれかを押 下して、 撮影した場合に、 対応する動作情報に基づいて動作が行わ れる。 また、 ポタン 4 1 Aのうち、 「 1」 「 2」 「 3」 「 4」 「 6」 以外 のポタン 4 1 Aを押下した場合には、 撮影のみが行われ、 画像デー 夕は、 一時的にメモリ 4 7 に格納される。

また、 動作情報は、 1以上の動作を示す情報であり、 2以上の動 作を示す情報であっても良い。 また、 「 s e n d m a i 1 X X X」 は、 「X X X」 宛てに撮影画像データを送信するする意味である。 さ らに、 「 s t o r e Y Y Y」 は、 フォルダ 「 Υ Υ Υ」 に撮影画像デ 一夕を蓄積する意味である。 図 1 1 に示す動作情報管理表のレコー ド 「 I D = 1」 の動作情報 「 s e n d m a i 1 a b c @ y y y . c o . j p」 は、 「 a b c @ y y y . c o . j p」 宛てに撮影画像デ 一夕を送信することを示す。 同レコード 「 I D = 1」 の動作情報 「 s t o r e ¥自分」 は、 フォルダ 「¥自分」 に撮影画像データを蓄積 することを示す。なお、 「 a b c @ y y y . c o . j ρ」 は、 例えば、 ユーザ （男性） の彼女のメールア ドレスである。

ユーザは、 カメラ付き携帯電話機をカメラモードにする。 次に、 ユーザは、 ポタン 「 2」 を押下して、 たとえば自分の彼女を撮影す る。 この場合、 携帯電話機は動作情報管理表のレコード 「 I D = 2」 の動作情報「 s e n d m a i 1 y y z @ a a a . n e . j p j、 「 s t o r e ¥彼.女」 を取得する。 そして携帯電話機は、 取得した動 作情報を実行する。 つまり、 携帯電話機は、 「 s e n d m a i 1 y y z @ a a a . n e . j p」 により、 撮影画像データ （彼女の画像 デ一夕） を 「y y z @ a a a . n e . j p」 （自分のメールア ドレス） に送信する。 また携帯電話機は、 「 s t o r e ¥彼女」 により、 撮 影画像データを、 フォルダ 「¥彼女」 に蓄積する。 なお、 ユーザが ポタン 「 5」 を押下した場合には、 撮影されるだけである。 またュ 一ザがポタン「 3」を押下した場合には、画像データはフォルダ「¥ e 1 s e」 に蓄積される。 このように、 動作情報は送信以外に蓄積先 を指定するだけで構成されてもよい。

動作情報としてこれら以外には以下のような内容を設定してもよ い。

1 ) 図 1 における記録媒体 1 0 9 Aが複数ある場合に、 媒体 1 0 9 Aの種類を識別する媒体識別子に基づいて画像データを保存する。 例えば、 媒体識別子に S Dメモリーカードが指定されていれば、 S Dメモリ一カードがサーチされ、 画像データがその媒体に記録され る。 あるいは、 記録媒体 1 0 9 Aが 1つの場合で、 媒体識別子に S Dメモリーカードが指定されているにも関わらず、 S Dメモリー力 ードが I / F 1 0 9 にセッ トされていない場合には、 画像データを 保存せず、 アラームを出す。

2 ) 図 1 における通信 I Z F 1 1 2 を介して、 液晶パネル、 E L パネル、 3次元表示パネルなど、 他の表示デバイスが接続されてい る場合、表示デバイスの種類を識別する表示媒体識別子に基づいて、 指定された表示デバイスに画像を表示する。 さらに、 上記他の表示 デバイスが指定されていれば、 図 1 におけるディスプレイ 1 1 O A と比較して表示するか否かを判定して動作させてもよい。

3 ) ディスプレイ 1 1 0 Aや、 上記その他の表示デバイスに画像 を表示する際に、 表示サイズや解像度を指定する。

4 ) 表示する画像データのサイズや種類に基づいて画像を表示す る。 例えば、 階調が 8 ビッ トであれば、 表示するか否かを判定して 動作する。 あるいは、 画像を表示する方向 （縦長、 横長）. を判定し て表示する。

5 ) 図 2 において第 2の画像データ取得部がある場合、 第 2の画 像データ取得部が自動的に画像取得動作を行う。 すなわち、 第 1 の 画像データ取得部 2 0 5の画像取得動作に連動して、 操作者自身を 第 2の画像データ取得部が撮影する。

6 ) 通信 I / F 1 1 2を介して接続されている別の装置のカメラ に撮像させる。 例えば、 画像データ取得部 2 0 5の画像取得動作に 連動してそばにいる別人が所持する携帯カメラが撮像する。 あるい は、 自宅にあるカメラが撮像する。

7 ) 通信 I / F l 1 2を介して接続されている他の機器を制御す る。 例えば、 照明機器の制御命令を送信し、 O N Z O F Fさせる。 あるいは認証サーバの認証機能を起動する命令を送信する。

以上、 本実施の形態のカメラは、 複数の撮影ポタンを有し、 各撮 影ポタンに対応する動作情報を管理している。 そして押下された撮 影ポタンに応じて撮影以外の動作をも行う。 撮影した画像データに 対して種々の異なる動作を行いたい場合に、 押下するポタンを変え るだけで、 自動的に異なる動作が行われ、 極めて便利である。

なお、 動作情報管理表は、 図 1 1 に示したものに限られない。 例 えば、 動作情報管理表は図 1 2のようなものでも良い。 この場合、 本カメラが行う補助的な動作 （撮影以外の動作） は、 撮影画像デー タを送信する動作であると決まっており、 動作情報として、 メール ア ドレスが指定されている場合である。 カメラは、 押下された撮影 ポ夕ンに対応する送信先に撮影した画像デ一夕を送信する。つまり、 カメラは、 画像を撮影する機能を有するカメラであって、 1以上の 撮影ボタンを有し、 各撮影ポタンに対応する送信先情報を格納して いる。 ある撮影ポタンの押下を受け付けた場合に、 カメラは画像を 撮影し、 そのポタンに対応する送信先情報が示す送信先に画像デ一 夕を送信する。 なお、 撮影ポタンは一つでも良い。 その場合、 動作 情報は送信先情報に相当する。

また、 本実施の形態において、 ユーザが動作情報、 撮影ポタン識 別子をカス夕マイズできることが好ましい。

また、 上述したように、 カメラ付き携帯電話機をカメラモードに した場合に、 電話番号を入力するための数字ポタン （テンキー） を 撮影ポタンとして利用でき得ることは好ましい。 つまり、 カメラを 組み込んだ携帯電話機は、 カメラモードに切り替えるモード切替ポ タンを有する。 そして携帯電話機は、 モード切替ポタンが押下され た場合に、 テンキーポタンが撮影ポタンとして機能する。 さらに、本実施の形態におけるカメラを実現するソフ トウェアは、 以下のようなプログラムである。 つまり、 このプログラムは、 予め 格納部 9 0 1 に格納され、 送信先を特定する送信先情報を取得する Bステップと、 Bステップで取得した送信先に画像データを送信す る Cステップとを実行させるプログラムである。 より具体的には、 複数の撮影ポ夕ンのうち、 一の撮影ボタンの押下を受け付けるステ ップと、 画像を撮影してその画像のデータを取得するステップと、 押下を受け付けた一の撮影ボタンに対応し、 送信先データを含む動 作情報を取得するステツプと、 取得した動作情報に基づいて動作を 行い、 画像データを送信する動作ステップとを実行させるプロダラ ムである。

なお、 動作情報には画像データを送信する内容を含まなくてもよ い。 送信部 2 0 4は必ずしも必要ではない場合もあり うる。 (実施の形態 4 )

図 1 3は 、 本発明の実施の形態 4におけるカメラの機能ブロック 図であ ·©。 なお、 カメラのハードウェア構成は、 図 1 に示した構成 と同様である。 図 1 3は、 本実施の形態の特徴的な構成要素を主と して示している。カメラは、撮影レンズ部 1 0 1、撮像素子 1 0 2 、 カメラ画像処理部 1 0 3よりなる画像デ一夕取得部 2 0 5 と、 操作 部 1 1 1 、 操作情報取得部 1 3 0 1、 条件格納部 1 3 0 2 、 判断部

1 3 0 3 、 送信部 1 3 0 4を有する。

操作情報取得部 （以下、 取得部） 1 3 0 1 は、 カメラの操作に関 する操作情報を取得する。 ここでの操作情報は、 画像の撮影操作に 関する情報であるとは限らない。 操作情報の具体例は後述する。 取 得部 1 3 0 1 は、 通常、 C P U 1 0 5や R A M I 0 6等から実現さ れ得る。 取得部 1 3 0 1が操作情報を取得するための処理手順は、 通常、 ソフ トウェアで実現され、 そのソフ トウェアは R〇 M l 0 7 等の記録媒体に記録されている。 但し、 ハードウェア （専用回路） で実現しても良い。 なお、 取得部 1 3 0 1 は操作情報バッファ （以 下、 ノ ッファ） 1 3 0 1 Aを有する。

条件格納部 （以下、 格納部） 1 3 0 2は、 画像を撮影し、 かつ撮 影した画像データを送信する条件を格納している。 条件の具体例は 後述する。格納部 1 3 0 2は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、 揮発性の記録媒体でも実現可能である。

判断部 1 3 0 3は、 取得部 1 3 0 1が取得した操作情報が格納部 1 3 0 2の条件を満たすか否かを判断する。 条件を満たす場合、 判 断部 1 3 0 3は撮影レンズ部 1 0 1 に撮影の指示をし、 かつ、 送信 部 1 3 0 4に撮影された画像データの送信を指示する。 画像データ の送信先情報は、 上記条件と対応して格納部 1 3 0 2 に保持されて いる。

判断部 1 3 0 3は、 通常、 C P U 1 0 5や R A M 1 0 6等から実 現される 。 判断部 1 3 0 3の判断の処理手順は 、 通常、 ソフ 卜ゥェ ァで実現され、 そのようなソフ トウェアは R O M 1 0 7等の記録媒 体に記録されている。 伹し、 ハードクエア (禽用回路） で実現して も良い。

送信部 1 3 0 4は、 条件に対応する送信先に 、 撮影した画像デー 夕を送信する。送信部 1 3 0 4は、無線の通信機構が好適であるが、 有線の通信機構でも実現可能である o ¾ ΊΘ部 1 3 0 4は、 通信 I / F 1 1 2 を含むと考えても含まない （ソフ ゥェァ部分のみ） と考 えても良い。

以下、 本カメラの動作について図 1 4のフ D一チヤ一卜を用いて 説明する。

( S 1 4 0 1 ) 操作情報を格納するバッファであるバッファ 1 3 0 1 Aを空にする （初期化する）。

( S 1 4 0 2 ) 取得部 1 3 0 1 は、 操作部 1 1 1から入力があつ たか否かを判断する。 入力があれば処理は S 1 4 0 3 に進み、 入力 がなければ S 1 4 0 2に戻る。

( S 1 4 0 3 ) 取得部 1 3 0 1 は、 入力をバッファ 1 3 0 1 Aに 追記する。 ( S 1 4 0 4 ) 判断部 1 3 0 3は、 ノ ッ フ ァ 1 3 0 1 Aの操作情 報が、 格納 _部 1 3 0 2の条件を満たすか否かを判断する。 格納部 1 3 0 2 に条件が 2つ以上格納されている場合は、 例えば、 判断部 1 3 0 3はいずれかの条件を満たすか否かを判断する。 条件を満たす 場合、 処理は S 1 4 0 5に進み、 条件を満たさない場合は S 1 4 0 2に戻る。

( S 1 4 0 5 ) 判断部 1 3 0 3は、 画像の撮影の指示を行う。 ( S 1 4 0 6 ) 撮影レンズ部 1 0 1 は、 画像を撮影し、 撮像素子

1 0 2は、 撮影レンズ部 1 0 1 を介して入力された映像を電気信号 (アナログ信号） に変換して画像データを得る。

( S 1 4 0 7 ) 処理部 1 0 3は、 S 1 4 0 6で取得した画像デー 夕に対して、 所定の処理を行う。 なお、 処理部 1 0 3は、 こ こで、 例えば、 撮影した画像データを所定の記憶領域に取得する （書き込 む）。

( S 1 4 0 8 ) 判断部 1 3 0 3は、 合致した条件に対応する送信 先を格納部 1 3 0 2から取得し、 送信部 1 3 0 4に画像データの送 信を指示する。

( S 1 4 0 9 ) 送信部 1 3 0 4は、 S 1 4 0 8で取得した送信先 に、 画像データを送信する。 そして処理は S 1 4 0 1 に戻る。

なお、 電源オフや処理終了の割り込み （モードの切り替えなど） により処理は終了する。

以下、 本実施の形態におけるカメラの具体的な動作について説明 する。 ここで、 カメラの外観図は図 4 A, 図 4 Bと同様であり、 機 能ブロック図は図 4 Cと同様である。 本カメラは、 携帯電話機に内 蔵されている。 図 4 Cにおける送受信部 4 6が図 1 3 における送信 部 1 3 0 4に相当する。 C P U 4 8 ,メモリ 4 7が取得部 1 3 0 1、 判断部 1 3 0 3 に、 メモリ 4 7が格納部 1 3 0 2 に相当する。

カメラ付き携帯電話機は格納部 1 3 0 2 に、 図 1 5に示す条件管 理表を保持している。 条件管理表は、 「条件」 「送信先情報」 を有す るレコードを 1以上保持している。 「条件」 は、 画像を撮影し、 送信 するための条件を示す。 「送信先情報」 は、 撮影した画像データを送 信するメールア ドレスである。 ただし、 「送信先情報」 は、 メールァ ドレスに限らず、 I Pアドレス等、 情報を送信する先を示す情報で あれば良い。 図 1 5は、 ユーザが図 4 Aにおけるポタン 4 1 Aを操 作して 「 1 1 0」 を入力すると、 携帯電話機 （カメラ） は画像を撮 影し、 その画像データが警察署の装置を示すメールア ドレスである 「警察 @ a b c . n e . j p」 に送信されることを示す。 またュ一 ザが 「 1 1 9」 を入力すると、 最後の 「 9」 を入力した直後に、 携 帯電話機は画像を撮影し、 消防署の装置を示すメールアドレス 「消 防 @ a b c . n e . j p」 に画像デ一夕を送信する。 この場合、 複 数の操作ポタンであるポタン 4 1 Aの押下げの順序が操作情報に相 当する。

以上、 本実施の形態によれば、 ユーザは電話をかける感覚で、 画 像を撮影し、 適切なところに画像データが送信される。 例えば、 ュ 一ザが誰かに襲われ身の危険を感じた場合に、 ユーザは襲った犯人 にレンズを向け、 「 1 1 0」 を入力すれば犯人の画像が撮影され、 自 動的に警察署の装置に犯人の画像データが送信される。したがって、 この携帯電話機は防犯に繋がり、 また、 犯人検挙に寄与する。

また、 本実施の形態において、 ユーザが条件 （条件管理表） を力 スタマイズできることが好ましい。

また、上述したように、携帯電話機をカメラモードにした場合に、 ユーザが電話番号 （例えば 「 1 1 0」） を入力すると、 画像が撮影さ れ、 画像データが適切なところ （例えば警察署の装置） に送信され る。 一方、 電話モードの場合に、 電話番号 （例えば 「 1 1 0」） を入 力すると、 電話がかかることは好適である。 なお、 カメラモードと は、 例えば、 カメラのメニュー項目が選択され、 画像を撮影できる モードである。 また、 電話モードとは、 電話をかけることができる モードである。 カメラモードや電話モー ドの切り替え機能は、 既存 のカメラ付き携帯電話機が有する機能であるので詳細な説明は省略 する。 また、 上記のようなカメラモードや電話モードの切り替え機 能がなく、 所定の番号を入力すると、 画像が撮影され、 画像データ が適切なところに送信される構成でも良い。 すなわちカメラは、 所 定の操作を行った場合に、 画像を撮影し、 かつ当該操作に対応する 送信先に画像データを送信する。

さらに、 本実施の形態におけるカメラを実現するソフ トウェアは、 以下のようなプログラムである。 つまり、 このプログラムは、 画像 を撮影してその画像のデータを取得する Aステップと、 予め格納部 1 3 0 2 に格納された、 送信先を特定する送信先情報を取得する B ステップと、 Bステップで取得した送信先に画像データを送信する Cステップとを実行させるプログラムである。 より具体的には、 操 作情報を取得する操作情報取得ステツプと、 格納されている条件に 操作情報が合致するか否かを判断する判断ステップと、 判断ステツ プにおける判断が条件に合致するとの判断である場合に、 画像の撮 影を指示し画像データを取得するステップと、 その条件に対応する 送信先情報が示す送信先データを取得するステップと、 撮影した画 像デ一夕を送信する送信ステップを実行させるプログラムである。 産業上の利用可能性

以上のように、 本発明によるカメラは、 撮影に対応して撮影画像 データを自動的に送信する。 このカメラは、 デジタルカメラ、 カメ ラ付き携帯電話機として有用である。

Claims

請求の範囲

1 . 画像を撮影して前記画像のデータを取得する画像データ取得 部と、

前記データの送信先を特定する送信先情報を予め格納する格 納部と、

前記格納部に格納された前記送信先情報が示す前記送信先に 前記データを送信する送信部と、 を備えた、

送信機能付きカメラ。

2 . 前記送信先情報の入力を受け付ける送信先情報受付部と、 を さらに備えた、

請求項 1記載のカメラ。

3 . 前記送信先情報受付部が受け付けた前記送信先情報を、 前記 格納部へ蓄積する送信先情報蓄積部と、 をさらに備えた、

請求項 2記載のカメラ。

4 . 前記送信部は、 画像を撮影した後に、 直ちに前記送信先に前 記データを送信する、

請求項 1記載のカメラ。

5 . 前記送信先情報の入力を受け付けた後、 画像を撮影する指示 を受け付け、 画像を撮影し、 前記送信先に前記データを送信する、 請求項 1記載のカメラ。

6 . 前記データを送信する前に、 前記データを送信するか否かを 問い合わせ、 当該問い合わせに対応して、 送信する旨の指示を受け 付けた場合に、 前記デ一夕を前記送信先に送信する、

請求項 1記載の力メラ。

7 . 画像の撮影操作に関する情報である操作情報を取得する操作 情報取得部と、

前記操作情報が、 前記データを送信するための条件であり、 撮影操作に関する条件でもある送信条件に合致するか否かを判断す る判断部と、 をさらに備え、

前記格納部は、 前記送信条件を前記送信先情報と対応させて 格納し、 前記判断部における判断が、 合致するとの判断である場合 に、 前記送信部は合致した送信条件に対応する送信先に前記データ を送信する、

請求項 1記載のカメラ。

8 . 前記送信条件は複数の送信条件の 1つであり、 前記送信先情 報は複数の送信先情報の 1つであり、 前記複数の送信先情報のそれ ぞれは前記複数の送信条件のそれぞれに対応し、

前記格納部は、 前記複数の送信条件と、 前記送信先情報とを 格納しており、

前記判断部は、 前記操作情報が前記複数の送信条件のうちの 1以上の送信条件に合致するか否かを判断し、

前記送信部は、 前記判断部における判断が、 合致するとの判 断した 1以上の送信条件のそれぞれに対応する送信先情報が示す送 信先に、 前記データを送信する、

請求項 7記載のカメラ。

9 . 前記送信条件は、 撮影操作の回数に関する条件を含む、

請求項 7記載のカメラ。

1 0 . 前記送信条件は、 単位時間あたりの撮影回数に関する条件を 含む、

請求項 7記載の力メラ。

1 1 . 画像を撮影する指示を受け付ける撮影ポタンと、 をさらに備 え、

前記送信条件は、 前記撮影ポタンの押下時間に関する条件を 含む、

請求項 7記載のカメラ。

1 2 . 画像を撮影する指示を受け付ける少なく とも 1つの撮影ポ夕 ンと、 をさらに備え、

前記格納部は、 前記送信先情報を前記撮影ポタンのそれぞれ に対応させて格納しており、

前記送信部は、 前記撮影ポ夕ンのいずれかの押下を受け付け た場合に、 押下された前記撮影ポタンに対応する送信先情報が示す 送信先に前記データを送信する、

請求項 1記載のカメラ。

1 3 . 画像を撮影する指示を受け付ける 2以上の撮影ポタンと、 を さらに備え、

前記格納部は、 前記.2以上の撮影ポタンに対応して、 前記 2 以上の撮影ポタンが押下された際の動作に関する情報である動作情 報を 2以上格納し、

前記 2以上の撮影ボタンのうちのいずれかの撮影ボタンの押 下を受け付けた場合に、 押下された前記撮影ポタンに対応する動作 情報に基づいて動作を行う動作部を具備し、

前記動作部が行う動作は、 撮影した画像データを送信する動 作を含む、

請求項 1記載のカメラ。

1 4 . 前記動作情報は、 前記送信先情報を含み、 前記動作部が行う 動作は、 前記送信先に前記データを送信する動作を含む、

請求項 1 3記載のカメラ。

1 5. 前記動作部が行う動作は、 前記デ一夕を蓄積する動作をさら に含む、

請求項 1 3記載のカメラ。

1 6. 前記動作情報は、 前記データの蓄積先を示す情報である蓄積 先情報を含み、

前記動作部が行う動作は、 前記蓄積先に前記データを蓄積す る動作を含む、

請求項 ' 1 5記載のカメラ。

1 7. 前記格納部は、 前記画像を撮影し、 かつ送信するための条件 と、 前記データの送信先を示す送信先情報とを対応させて格納し、 操作情報を取得する操作情報取得部と、

前記操作情報が前記格納部に格納されている条件に合致する か否かを判断する判断部と、

前記送信部は、 前記判断部における判断が条件に合致すると の判断である場合に、 合致した条件に対応する前記送信先情報が示 す前記送信先に前記データを送信する、

請求項 1記載のカメラ。

1 8. 複数の操作ポタンをさらに備え、

前記操作ポ夕ンの押下げの順序が前記操作情報である、 請求.項 1 7記載のカメラ。

1 9. 所定の操作を行った場合に、 画像を撮影し、 かつ当該操作に 対応する送信先に前記データを送信する、

請求項 1記載のカメラ。

2 0. 音声入力を受け付けるマイクと、 信号を受けて音声を発するスピーカと、

画像を撮影して前記画像のデータを取得する画像デ一夕取得 部と、

前記データの送信先を特定する送信先情報を予め格納する格 納部と、

外部からの信号を受け付け前記スピーカに送るとともに、 前 記マイクからの信号を無線にて送信し、 前記送信先情報に基づき、 前記送信先に前記データを送信する送受信部と、 を備えた、

携帯電話機。

2 1 . カメラモードに切り替えるモード切替ポタンと、

前記モード切替ポタンが押下された場合に、 画像撮影指示を 受け付ける撮影ポタンとして機能するテンキーポタンと、 をさらに 備えた、

請求項 2 0記載の携帯電話機。

2 2 . A )画像を撮影して前記画像のデータを取得するステップと、

B ) 予め格納された、 送信先を特定する送信先情報を取得す るステップと、

C ) Bステップで取得した送信先に前記デ一タを送信するス テツプと、 を備えた、

画像データ取得送信プログラム。

2 3 . 前記 Bステップが、

D ) 前記送信先情報の入力を受け付けるステップと、

E ) Dステップで受け付けた送信先情報を蓄積するステップ と、 を有する、

請求項 2 2記載のプログラム。

2 4 . F ) 画像の撮影操作に関する情報である操作情報を取得する ステップと、

G ) 前記操作情報が、 格納されている送信条件に合致するか 否かを判断するステップと、 をさらに備え、

前記送信条件は前記送信先情報と対応し、

前記 Gステップにおける判断が、 合致するとの判断である場 合に、 前記送信条件に対応する送信先に前記データを送信する、 請求項 2 2記載のプログラム。

2 5 . H ) 2以上の撮影ポタンのうちのいずれかの撮影ポタンの押 下を受け付けるステップと、

J ) 前記押下を受け付けた撮影ポタンに対応する動作情報を 取得するステップと、

K )前記取得した動作情報に基づいて動作を行うステップと、 を備え、

前記動作情報は前記 2以上の撮影ポタンのそれぞれに対応す る複数の動作情報の 1つであり、 前記複数の動作情報の少なく とも 1 つは前記送信先へ前記データを送信する動作を含む、

請求項 2 2記載のプログラム。

2 6 . L ) 操作情報を取得するステップと、

M) 格納されている条件に前記操作情報が合致するか否かを 判断するステップと、 をさ らに備え、

前記送信先情報は前記条件と対応して格納され、

前記 Mステップにおける判断が条件に合致するとの判断であ る場合に Aステップを実行し、 合致した条件に対応する送信先情報 が示す送信先に前記データを送信する、

請求項 2 2記載のプログラム。