WO2004024241A1 - トレーニング装置 - Google Patents

Abstract

トレーニング装置は、左右方向に延びる並設されたスライドシャフトを備えた基台と、このスライドシャフトに沿ってスライド移動可能なスライド基部と、スライド基部の上部に回動可能に設けられた足置き台と、足置き台のスライド位置と回動角とを関連付けるべく基台の左右方向略中間の適所と足置き台とを係合するロッドとその支持部とからなる連結機構部と、スライド基部に基台の左右方向略中間位置に向かう付勢力を与えるスプリングとを含んでいる。これにより、スライド運動とツイスト運動とを連動して行わせ、体幹部を効果的にトレーニングすることができる。

Description

明 細 書 トレーニング装置

本発明は、 スライド運動及びッイスト運動を同時に行うトレーニング装置に関するも のである。 背景漏

従来、 スライド運動ゃッイスト運動を行うことのできるトレ一ニング装置が知られて いる。 この装置は、 図 1 4 ( a) 、 （b) に示すように、 ベース 4 0 1にアーチ形状の M.4 0 2が設けられてこの t¾l4 0 2上に 2本の同心円通路 4 0 3 , 4 0 4が形成さ れ そして、 可動台 4 0 5 , 4 0 6が同心円通路 4 0 3、 4 0 4に沿って移動可能に設 けられていると共に、 これら可動台 4 0 5、 4 0 6に、 足置き台としての靴 （足置き台 ) 4 0 7が各可動台の水平面内で回転可能に取り付けられているものである。 プレイヤ は、 靴 （足置き台） 4 0 7上に乗り （左右の足を置き） 、 可動台 4 0 5、 4 0 6を同心 円通路 4 0 3、 4 0 4に沿って移動させてスライド運動を行ったり、 あるいは、 靴 （足 置き台） 4 0 7を回転させてツイスト運動を行うことによって、 スキー等のトレ一ニン グを行うことができる。

また、 従来装置として、 図 1 5に示すように、 滑る台 5 0 1上に横長な溝 5 0 2を切 つた第 1の枠 5 0 3を固着し、 その第 1の枠 5 0 3の溝 5 0 2の中に、 回転する円形の 第 2の枠 5 0 4を設け、 さらに、 第 2の枠 5 0 4の中に、 回転する 2個の円形のターン テーブル 5 0 5を設けたものが知られている。 プレイヤは、 ターンテーブル 5 0 5上に 両足を乗せ、 左右方向へのスライド運動を行ったり、 ツイスト運動を行うことによって 、 スキー等のトレーニングを行うことができる。

日常生活やスポーツシーンにおいて、 不安定なポジション （姿勢） で体を動かす機会 は非常に多い。 この不安定な状態で体のバランスを取ろうとするとき、 四肢（手足） だ けでなく、 腹筋や背筋といった、 所謂体幹部に力を入れていることが多い。 したがって 、 体のトレーニングを行う場合、 四肢のトレーニングだけでなぐ 体幹部のトレーニン グを ί射亍して行うこと力 S重要となる。

しかしながら、 上記 の ¾f ίでは、 左右の足置き台が個々に移動や回転するもので あるため、 スライド運動もツイスト運動もそれぞれの足で分散して行うものとなる。 また、 赚装置として、 左右の足置き台が連携して可動する装置が知られているが、 この装置においても、 スライド運動やツイスト運動を行うために足踏み動作、 すなわち 、 両足の上下動作を必要とするため、 体のパランスを崩してしまい、 下肢 （足） に力を 入れる運動ばかりに重点が置かれがちになり、 結果として体幹部を効果的にトレーニン グできないという問題がある。 発明の開示

本発明の目的は、 み動作などを必要とせずスライド運動とッイスト運動とを連動 して行え、 体幹部を効果的にトレ一ニングできるトレーニング装置を提供することにあ る。

本発明のトレーニング装置は、 上記の目的を達成するために、 左右方向に延びるガイ ドレールを備えた基台と、 上記ガイドレールに沿ってスライド移動可能なスライド基部 と、 上記スライド基部の上部に回動可能に設けられた足置き台と、 上記足置き台のスラ ィド位置と回動角とを関連付けるべく上記基台の左右方向略中間の適所と上記足置き台 とを係合する連結手段と、 上記スライド基部に上記基台の左右方向略中間位置に向かう 付勢力を与える付勢手段とを含んでいる。

上記の構成によれば、 スライド基部をガイドレールに沿って左右方向にスライド移動 させると、 スライド基部上の足置き台は、 連結手段が設けられたことにより、 スライド 移動 S隱に応じた角度だけスライド基部に対して回転する。 すなわち、 スライド基部が スライド運動すると、 足置き台はスライド移動方向で揺動運動する。 また、 i力を発 生するための付勢手段が設けられたことにより、 左右にスライド移動した足置き台は、 ガイドレールの長手方向中央部の中立位置に自動的に復帰されると共に、 左右にスライ . PC霞 00薩 ₃₃1 ド移動させる際には適当な負荷が発生し、 トレーニング上好ましい。 プレイヤは、 足置 き台に両足を乗せた状態で、 体のバランスを崩すことなくスライド運動とツイスト運動 とが同時に実行可能となり、 体幹部を効果的にトレーニングすることができる。

図面の簡単な説明 図 1は本発明に係るトレーニング装置の一実施形態を示す外観鉢視図である。

図 2 (a) は、 図 1のカノ一類を取り外した状態での構造を示す 図である。 図 2 (b) は、 図 1のカバー類を取り外した状態での構造を示す前方纖図である。 図 3 ( a) は、 図 2の平面図において足置き部がスライドしていない状態を示す図で ある。

図 3 (b) は、 図 2の平面図において足置き部がスライドしている状態を示す図であ る。

図 4は基台とスライド基部との連結構造を示す図である。

図 5は足置き部と連結機構部との連結構造を説明する下方から見た図である。

図 6はトレーニング動作の一例を示す図である。

図 7はトレーニング装置におけるトレーニングガイドを行う制御系を示すブロック図 である。

図 8はモニタへの表示処理を示すフローチャートである。 .

図 9 (a) は、 モニタ画面に表示される個人情幸队カ画面に関する年齢入力画面を示 す図である。

図 9 (b) は、 モニタ画面に表示される個人情 RA力画面に関する体重入力画面を示 す図である。

図 1 0 ( a) は、 トレ一ニング内容選択画面に関するトレーニングメニュー選択画面 を示す図である。

図 1 0 (b) は、 トレーニング内容選択画面に関するコース選択画面を示す図である 図 1 1はレツスンモードを選択した場合のレツスン画面の一例を示す図である。 図 1 2ダンスモードを選択した場合のダンス画面の一例を示す図である。

図 1 3はトレーニング装置の変形態様を示す上面概略構成図である。

図 1 4 ( a) は、 縣のトレーニング装置の纖図である。

図 1 4 (b) は、 徹のトレ一ニング装置の平面図である。

図 1 5は従来の他のトレーニング装置の斜視図を示している。 発明を るための最良の形態

図 1は、 本発明に係るトレーニング装置の一実施形態を示す外 银見図である。 図 2 は、 図 1の力パー類を取り外した状態での; を示す図であって、 図 2 ( a) は^^斜 視図、 図 2 (b) は tti^纖図である。 図 3は、 図 2の平面図であって、 図 3 ( a) は 足置き音 βが、スライドしていない状 ϋを示す図、 図 3 (b) は足置き部がスライドしてい る状態を示す図である。

図 1〜3に示すように、 本トレ一ニング装置 1は、 基台 1 0、 スライド基部 2 0、 足 置き部 3 0 (足置き台） 、 連結漏部 4 0 (連結手段） 及び付勢部 5 0 (付勢手段） を 備えると共に、 習り部 6 0、 ガイド部 7 0及びコントローラ 8 0を備えている。 図 1において、 本トレーニング装置 1は、 基台 1 0に対して左右にスライド可能にさ れたスライド基部 2 0を備えると共に、 このスライド基部 2 0の上部に回動可能な足置 き部 3 0を備え、 この足置き部 3 0上にプレイヤが乗って下半身部分を左右に移動自在 に構成されたものである。 手摺り部 6 0は、 トレーニング中のプレイヤが当該手摺り部 6 0を ffijfすることによって運動し易さを援助するためのものであり、 ガイド 7 0は、 トレーニングガイド用の画像等をコンダクターとしてプレイヤに提供するものであり、 コントローラ 8 0は、 プレイヤによる操作力何能に構成され、 トレ一ニングモードの選 択やその他の所要の内容を入力するものである。

続いて、 図 2〜図 5を用いて、 トレーニング装置 1の詳細構造を説明する。 なお、 図 4は、 基台 1 0とスライド基部 2 0との連結構造を示す図であり、 図 5は、 足置き部 3 0と連結機構部 4 0との連結構造を説明する下方から見た図である。 JP2003/011331 基台 1 0は、 左右一対の^ #1 1、 左右の; 1を連結する 2本の渡し用梁 1 2、 渡し用梁 1 2を 3嫉的に補強する左右方向の中央位置における中央梁 1 3、 左右の外枠 1 1間に張られた 2本の平行なスライドシャフト （ガイドレ一ル） 1 4、 及び各^ #1 1の内側に突殳されたストツバ 1 5を備えている。

基部 1 0は、 左右一対の長尺の外枠 1 1と前後の渡し用梁 1 2とからなる四角形をな T 且みを¾«^とするものである。 スライドシャフト 1 4は、 所要長を ¾ る断面 か 定形状を有する棒状体 （本実施形態では断面形状が円形である丸棒） であり、 その 両端が左右の 1 1に取り付けられ かつ、 1 1の前 向に所定間隔だけ離れ て並設されている。 スライドシャフト 1 4は、 スライド基部 2 0のスライドをガイドす るレール （ステ一） として機能する。 ストッパ 1 5は、 ゴムなどの弹性材が突設された ものであって、 スライド基部 2 0が左右方向にスライド移動したときの当該スライド基 音 0と外 1 1との衝突による衝撃を するものである。

スライド基部 2 0は、 四角开娥を有する堅牢な金属製等からなる板状体であり、 当該 スライド基部 2 0の各端辺が 要寸法だけ下方に屈曲されてなる側壁が形成されると共 に、 これら側壁のうちの前後側の側壁には、 上コロ 2 1と下コ口 2 2とからなるローラ ^ 左右方向に 2対取り付けられている。 図 4に示すように、 上コロ 2 1及ぴ下コロ 2 2は、 いずれも周面がスライドガイド 1 4の曲率に対応した凹面 2 1 1、 2 2 1が形 成されており、 スライドガイド 1 4にこの周面全体で当接している。 これによつて、 上 コロ 2 1及び下コ口 2 2は、 少なくとも上下方向においてスライドガイド 1 4を確実に 猶する。

更に、 図 4に示すように、 上コロ 2 1は、 鎖線で示す水平な軸周りにスライド基部 2 の側壁 2 0 1に軸支されている。 また、 下コロ 2 2の支持軸は、 側壁 2 0 1力、ら水平方 向に対して 4 5度未満の角度だけ下方に向けて、 すなわち、 媒斜方向に設定されている 。 なお、 前後の側壁 2 0 1に設けられた下コロ 2 2の懊斜の向きは、 互いに反対の向き となっており、 すなわち、 前後の下コロ 2 2は、 上方向に開いた八の字状をしており、 これにより、 スライド基部 2 0がスライドシャフト 1 4から外れるのを効果的に防止し ている。 しかも、 スライド基部 2 0の側壁 2 0 1の上下方向の幅 （高さ方向の幅） を、 下コロ 2 2を水平に翅する （下コ口 2 2を水平軸に軸支する） 場合の当該上下方向の 幅に比して短縮できるため、 スライド基部 2 0の上下寸法をコンパクトにでき、 かつ、 スライド基部 2 0上に配置される足置き部 3 0の高さを低くでき、 ひいては、 プレイヤ によるプレイ動作を可及的に低い位置で行うことができると共に、 プレイ位置 （足置き 部 3 0) への昇降を容易に行うことができる。

なお、 上コロ 2 1及び下コロ 2 2からなるローラ対の個数は、 1本のスライドシャフ ト 1 4に対して 2個の他、 3個でもよく、 要は、 スライド基部 2 0の姿勢とスライドの 安定性を確保し得る所定数であればよい。 また、 下コロ 2 2は、 上記のように水平軸に 軸支される態様であってもよい。

足置き部 3 0は、 上面視略四角形を有する板状体であり、 その上面にはトレ一形状の ものが形成されている。 また、 図 5に示すように、 足置き部 3 0の麵中央には、 筒体 3 1が突設されている。 一方、 スライド基部 2 0の上面中央には、 筒体 3 1内に遊嵌可 能な径寸法を有する円柱体 2 3が突設されている。 足置き部 3 0は、 筒体 3 1に円柱体 2 3が湖审されることによって、 スライド基部 2 0に対して回動可能に 寺される。 な お、 筒体 3 1は、 軸受であることが円滑な回動を難する上で好ましい。

連結漏部 4 0は、 基台 1 0の左右方向略中間の藤と足置き部 3 0とを係合する部 位であり、 揺動アームとしてのロッド 4 1と、 揺動アーム ¾f部 4 2とから構成されて いる。 ロッド 4 1は、 一端 (纏） が筒体 3 1の外周に連結された所定長を有する断面 円形の棒状体である。 揺動アーム支持部 4 2は、 渡し用梁 1 2の左お方向中間位置にあ り、 渡し用梁 1 2の K ^こ突出して設けられた水⁵1¾台 4 2 1と、 水平基台 4 2 1上に 立設された支齢4 2 2と、 ¾ί# 4 2 2に回動自在に設けられた回動部材 4 2 3と、 回動部材 4 2 3上に配置された複数の立直軸にそれぞ l ^支されたコロ 4 2 4とから構 成されている。

コロ 424は 腚 せ、 よわち、 ロッド 41の直径寸 漏し TIBSさ こローラ纖 附 42 1の Hlttliりの羅; 3^して^ tf"2纖けられ ¾るものであ る。 コロ 424は、 これら^ tl*2¾0ローラ対によって、 当該各ローラ ¾f®間にロッド 4 1を » ようにしてロッド 41を:^している。： は、 ローラ 424は、 この カロッド 41 T JP2003/011331 の酵と! ¾ "^圈となっており、 ロッド 41と麵^当 i Tるようにされている。かかる構 成により、 ロッド 41は、 S 部 30 ( Tよわちスライド憩 20)が^^]にスライド職 する,こ、 才 423の を中心に るようにされている。 また、 部 30« 体 23と |¾附 42 3と 薛ま、 部 30が Α^ιカ问 ライド »Τること じ T¾ ィ る。 この 咅 30(«本 2 3と! «附42 3と (7»ί Χ変ィ ϋま、 ロッド 4 1(¾WJこ おいて、 当該ロッド 41が f己のよう のコロ 424から鍵されるローラ対 さ こ状 Hr±IS»«ifc ¾じて ることによつ TMされている。 これにより、 ^ai"部 30の

ド^^^能にされている。

付勢音 0は、 スプリング （パネ） などの弾性体であり、 当該付勢部 5 0の一端はス ライド基部 2 0の前部に図略の止め具によつて係止され、 他端は中央梁 1 3の後部に図 略の止め具によつて係止されている。 これによつて、 付勢部 5 0は、 スライド基部 2 0 と基台 1 0との間に張設される。 なお、 本実施形態では、 付勢部 5 0は、 スプリング 5 1、 5 2とを 2本並設して構成されているが、 本数は 1本でもよく、 あるいは 3本でも よい。 付勢部 5 0は、 開放仗態において、 左右方向中她置にスライド基部 2 0が復帰 する付勢力を得るためのものとして、 すなわち、 左右へのスライド移動時にプレイヤに 所要の負荷を与えるものとして機能する。

なお、 上記図 3において、 付勢部 5 0は、 のスライドシャフト 1 4側に近い位置 で係止されているが、 足置き部 3 0が中央部に向けて付勢可能であればいずれの位置で 係止されていてもよく、 例えば前方のスライドシャフト 1 4側に近い位置で係止されて いてもよい。

手摺り部 6 0は、 プレイヤが請可能な径を有するパイプなどの棒状体からなり、 左 右の外枠 1 1の後部から立直され プレイヤの肘の高さ位置で屈曲されて左右に亘る水 平部が形成されている。 左右の立直部 1の前部から立直した補強パイプと連結 されている。

ガイド部 7 0は、 図 1に示すように、 長身の本体部 7 1と、 本体部 7 1の上部に配置 された、 所定の画像例えばトレ一ニング用の画像を表示するモニタ 7 2、 及びスピーカ 7 3とを備えると共に、 高さ方向の中間位置に、 足置き部 3 0 (スライド基部 2 0) の 左右位置を遠隔的に檢出する赤外線センサ等のセンサ 7 4が設けられている。 また、 ガ ィド部 7 0は、 観のコントローラ 8 0からの指令信号を受信する受信部 7 5を備えて いる。

コントローラ 8 0は、 個人情報、 操作指示などの所定の情報を入力するためのもので あり、 手摺り部 6 0の所定位置、 例えば赂中^ ί立置に取り付けられている。 コントロー ラ 8 0は、 所定の文字 （例えば「S TART」.等） や数字などの入力を行うためのポ夕 ンを備えたテンキーユニット 8 1、 発信機からなどの所定の信号を受信するための受信 部 8 2、 及びガイド部 7 0の受信部 7 5への所定の指示信号等を送信する送信部 8 3を 備えている。

なお、 受信部 8 2は、 例えばプレイヤの腕などに嵌められたトランスボンダ TP (発 垂；図 7参照） 付きリング （図^ if を、 当該受信部 8 2に近接する （かざす） こ とによって、 トランスボンダ TPからの送信信号を受信するものである。 また、 受信部 7 5と送信部 8 3との間の接続は有線の他、 無線であってもよい。

以上の構成につき、 次にトレ一ニング装置 1の動作について説明する。 足置き部 3 0 が、 中立状態となっている中; ¾f立置から左右方向、 例えば図 3 ( a) に示す状態から図 3 (b) に示す忧態となるように左方向 （矢印 Aの方向） ^^動すると、 スライド基部 2 0はスライドシャフト 1 4に沿って左方向へ移動する。 このとき、 ロッド 4 1の 側は足置き部 3 0に固定されており、 一方、 ロッド 4 1の他端側はコ口 4 2 4によって 回動 とされ、 かつ、 摺動可能となっているため、 ロッド 4 1は、 コロ 4 2 4の中心 すなわち回動音附 4 2 3の回転軸を中心にして揺動する。 この場合、 足置き部 3 0は、 ロッド 4 1の揺動分だけ回転する。 すなわち、 ロッド 4 1の揺動量が足置き部 3 0のス ライド量に対 るため、 足置き部 3 0は、 中央位置からの左右方向への移動距離と当 該足置き部 3 0の回転角度とが対応するように回転する。

以上のように、 スライド基部 2 0のスライド移動に伴って足置き部 3 0が回転するこ とにより、 足置き部 3 0上のプレイヤは、 スライド移動しながら体を捻った状態にする ことができる。 すなわち、 図 6に示すトレーニング動作の一例のように、 プレイヤ Pは 、 スライド運動と連動したツイスト運動を行うことができる。 そして、 この運動によつ て、 脚部等、 身体の のみを鍛える のトレーニング機器では実現できなかった全 身運動が可能となる。 また、 本トレーニング装置によれば、 スライド運動とツイスト運 動とによって全身のパラ.ンス （姿勢） が適度に崩れた状態で （体全体のパランスを大き く崩すことなく） 蓮動を行うことから、 足腰を中心とした下半身部分 （下膨 の蓮動に 加え、 体幹部をも効果的にトレーニングすることができる。

また、 プレイヤは、 スライド移動した状態から中 έ置に戻るときに、 付勢部 5 0に よる付勢力を利用することにより、 連,動を容易に行うことが可能となる。 また、 手 摺り部 6 0を設けることによって、 スライド運動及びツイスト運動時のバランスをとる 動作や、 足置き部 3 0の回転角度を制御することによるスライド移動の加速 ·減速を行 う動作を、 自然な連続動作 （円滑な動作） で行うことができる。

さらに、 足置き部 3 0は、 足を乗せる位置を足置き部 3 0の前側にするほど、 より大 きな、 スライド基部 2 0 (足置き台 3 0 ) をスライド移動させる際の横 （左右） 方向に 押す力と、 足置き部 3 0に加える回転力 （捻り力） とが必要となり、 逆に、 足を魏る 位置を足置き台 3 0の後側にするほど、 上記^^向に押す力、 及び上記回転力が小さく て済むようになる。 すなわち、 足置き部 3 0の立ち位置を tfi^にするとトレーニングの 負荷が大さくなり、 立ち位置を後方にするとトレーニングの負荷が小さくなる。 したが つて、 本トレーニング装置 1は、 ブレーキやウェイト等による負荷機構がない簡易な構 造で、 個人に適合した運動 3嫉を設定できる。

図 7は、 トレーニング装置 1におけるトレーニングガイドを行う制御系を示すプロッ ク図である。 制御部 1 0 0は、 本トレーニング装置 1の制御全般を行うための C PUを 備えると共に、 トレ一ニング制御プログラムを記憶した ROM 1 0 1、 処理途中のデ一 夕を一時的に記憶する RAM I 0 2、 並びにモニタ 7 2に表示するための画像データ及 びスピーカ 7 3へ送出する音声データを記憶するデータ記憶部 1 0 3が接続されている 制御部 1 0 0は、 画像生成咅 I 0 0 1、 音声制御部 1 0 0 2、 タイマ 1 0 0 3、 検出 信号処理き 151 0 0 4、 寅算咅 151 0 0 5及び通信帯 (J御音 1 0 0 6を備える。 画像生成音 151 0 0 1は、 プレイヤ登録、 トレ一ニングモード選 ^ffl及びトレーニングガイド用画像の モニタ 7 2への表示を行わせるものである。 音声制御咅 1 0 0 2は、 運動時の伴奏音、 例えばリズム音等のスピーカ 7 3への送出を行わせるものである。 タイマ 1 0 0 3は、 計時動作を行うものである。 検出信号処理部 1 0 0 4は、 センサ 7 4からの検出信号に 基づき、 スライド基部 2 0すなわちプレイヤ Pの検出情報を生成するものである。

演算部 1 0 0 5は、 タイマ 1 0 0 3、 検出信号処理部 1 0 0 4からの情報、 及びコン トロ一ラ 8 0から入力された個人情報などに基づいて、 プレイヤ Pのトレーニング概 を算出する部位である。 例えば、 検出信号処理部 1 0 0 4からの »1動回数の情報、 タイマ 1 0 0 3の計時情報から運動速度情報、 あるいは、 トランスボンダ TPから発信 されコントローラ 7 1に入力された、 性別、 年齢などのプレイヤ Pの個人情報に基づき 、 スライド運動のタイミング、 すなわち、 足置き部 3 0の操作タイミングや、 トレー二 ングに要した消費力口リ一などを算出する。

通信制御部 1 0 0 6は、 トレーニング装置 1外の所定の位置 （例えば管理室あるいは ネット回線を介してのサーノ内） に設けられたデータ管理部 9 0との通信を行うもので ある。 デ一夕管理部 9 0は、 複数人の、 例えば、 トレーニング会員などの黼 ϋ番号 （会 員番号） 、 トレーニング履歴などの個人情報のデ一タを管理するものであり、 制御部 1 0 0によって取得されて通信制御部 1 0 0 6から送信された情報に基づいて、 個人の認 証処理を行い、 必要に応じて返信を行う。

図 8は、 モニタ 7 2への表示処理を示すフロ一チャートである。 通常時は、 モニタ 7 2には、 トレ一ニング時に表示される H の映像がデモンストレーション （外周デモ） 象として表示されている （ステップ S T 1 ) 。 このデモンストレーション映像の表示 中においても、 モニタ 7 2の麵の"^においては、 トレ一ニング催魁旨示、 例えば「 スタートポタンを押してください」 等の表示が纖されている。 そして、 プレイヤ Pが 、 足置き部 3 0上に乗り、 この 「ス夕一トポタンを押してください」 との指示に従って コントローラ 8 0の 「S TARTJ キーを押下すると （ステップ S T 3の YE S) 、 待 機状態の画面から、 「電子 KEYを持っている方は、 テンキー上にかざしてください」 などといったメッセ一ジが表示された電子 KEY入力画面に切り替えられる （ステップ S T 5) 。 「S TART」 キーが押下されなければ（ステップ S T 3の NO) 、 待機状 態の画面表示力！ ¾镜される。

ここで、 プレイヤ Pが電子 KEYを有している場合 （ステップ ST 7の YES). 、 プ レイヤ Pによってトランスボンダ TP付きリングなどの電子 KEYが受信部 82上にか ざされると、 トランスボンダ TPからの個人情報は、 制御部 100に取り込まれる。 そ して、 この取り込まれた個人情報に基づき、 制御部 100によって、 通信制御部 100 6を介してデータ管理部 90と通信が行われ、 プレイヤ Pの認証 （電子 KEY確認） が 行われる （ステップ ST9) 。

なお、 電子 KEY入力は、 上記のような、 「電子 KEYを持っている方は、 テンキ一 上にかざしてください」 などのメッセ一ジが表示されたタイミングでのみ行うことがで き、 それ以降は、 例えば 動中に誤って電子 KEYをコントローラ 71にかざしたとし ても入力を受け付けないようになつている。

プレイヤ Pが電子 KEYを有していない場合 （ステップ ST 7の NO) 、 パーソナル デ一夕入力画面がモニタ 72に表示される。 この画面の案内に従って、 プレイヤ Pは、 個人情報をコントローラ 80のテンキーユニット 81から入力する （ステップ ST11 ) 。 この際、 電子 KEYを用いた場合と同様、 制御部 100によって、 通信制御部 10 06を介してデータ管理部 90と通信が行われ、 個人の認証確認が行なわれる （ステツ プ ST13) 。

ここで、 図 9は、 モニタ画面 721に表示される個人情報 （パーソナルデータ） 入力 画面を示す。 コントローラ 80のテンキーュニット 81から個人情報を入力する際、 例 えば、 図 9 (a) の年齢入力画面に示すように 「年齢を入力してください」 、 あるいは 図 9 (b) の体重入力画面に示すように 「体重を入力してください」 などとメッセージ が表示される。 プレイヤ pは、 これら案内に従って、 年齢、 及び体重などの個人 情報を腿こ入力していく。 プレイヤ Pは、 入力した個人情報の内容を確認し、 その内容 を訂正する場合は （ステップ ST13の NO) 、 ステップ ST 11に戻って再入力する 。個人情報の内容を確認して、 この内容で良ければ（ステップ ST13の YES) 、 次 のステップ ST15に進む。

図 10は、 トレーニング内容選択画面を示す。 上述のように電子 KEY又はテンキー による個人情報の入力によって個人認証が行われると、 例えば、 図 10 (a) に示すよ うに、 「トレーニングモードを選択してください」 などとメッセージが表示されたトレ —ニングメニュー選択画面がモニタ画面 721に表示される （ステップ ST 15) 。 ト レーニングメニュー選択画面から、 例えば、 個人のペースでトレーニングできるレツス ンモ一ド （1番） 、 又はスピーカ 73からのリズム （リズム音楽） などに合わせてェク ササイズできるダンスモ一ド （2番） が選択できる。

1番あるいは 2番のトレーニングモードを選択すると （ステップ ST17、 ステップ ST25) 、 例えば、 図 10 (b) に示すように、 「コースを選択してください」 など とメッセージが表示されたコース選択画面がモニタ画面 721に表示される。 このコー ス選択画面には、 例えば、 初級 （1番） 、 中級 （2番） 、 及び上級 （3番） の選択コー スが表示されるので、 これらの中から好みのコース （各モ一ドにおけるレッスンメニュ 一） が選択される。 次に、 プレイヤ Pは、 入力 (M した内容を確認し、 この内容を 訂正する場合は（ステップ ST19の N〇、 ステップ ST 27の NO) 、 ステップ ST 15に戻る。 この内容で良ければ （ステップ ST19の YES、 ステップ ST27の Y ES) 、 トレーニング装置 1のトレーニング動作が開始される （ステップ ST21、 ス テツプ ST29) 。

ここで、 図 11、 12に、 トレーニング時にモニタ画面 721に表示される各トレー ニンダモード画面を示す。 図 11は、 レッスンモードを選択した場合のレッスン画面の 一例を示している。 ところで、 レッスンは、 トレーニング時の手摺り部 60の掴まり方 などによって幾つかの種類 （例えば、 片手だけで掴まって行うトレーニング、' 又は、 腕 を狭めた 態で掴まって行うトレーニング） に分かれているが、 この各種類のレッスン をミニレッスンという。 レッスン画面の下部には、 各ミニレッスンが s【jできるような 代表的な動作姿勢 （ポーズ） が表現されたミニレッスンシンポルキャラが表示される。 レツスン画面の中; き |5付近には、 現在行われているミニレツスンの動作を確認、するため のムービー （動嫌認ムービー） が表示される。 すなわち、 レッスン画面の中心部付近 には、 ミニレッスンシンボルキャラが、 各ミニレッスンに合わせた動きと共に表示され る。 この動確認ムービー表 15の左横には、 現在行われているミニレッスンの名称 （技 名） が表示されている。 また、 画面左側には、 次のレッスンの動作を確認するためのム —ピ一 （次動作確認ミニムービー） が表示されている。 画面中央部 （回数表示部） には 、 各ミニレッスンにおける反復回数 （現在の回数/規定回数） が表示されている。 画面 上部には、 「次に両ヒザを曲げましょう」 などとトレーニンク ¾J作を説明するメッセ一 ジが順に表示される。 また、 画面右側には、 トレーニングの際、 意識を集中して欲しい 筋肉部位などがiS i能な表示態様で表示されたもの、 例えば"^が色違いにされた人 体図 （人体筋肉図） が表示される。 さらに、 画面上部には、 トレーニング開始時から力 ゥントされた反復回数、 消費カロリ一 （kcal) 及びトレーニング開始からの β時間な どが、表示される。

図 1 2は、 上記ダンスモードを選択した場合のダンス画面の一例を示す。 図 1 2に示 すモニタ画面 7 2 1は、 図 1 1に示すモニタ画面 7 2 1の画面構成と同様であり、 上記 レッスンモードと同様な画面表示が行われる。 ただし、 図 1 2のダンス画面には人体図 や回数表示部が表示されていないが、 これらを表示してもよい。 本ダンスモード （ダン ス画面） では、 曲 （リズム音楽） によってミニレッスンが進行するため、 上記動謹認 ム一ビーの各ミ二レツスン画面の切り替えを意識させるためにこの動 ί«認ム一ビー画 面上に大きく目立つように、 例えば、 「3、 2、 1、 0」 などとカウント表示を行って ちょい。

図 1 1、 1 2の各トレーニングモ一ド画面の指示内容に従って全てのトレーニング （ ミニレッスン） を終了した後、 あるいは、 途中でトレーニングを終了したい場合、 プレ ィャ Ρによるコント口一ラ 8 0、 又は腕に嵌めたトランスボンダ T P付きリングなどに 設けられた終了ポタンの によって、 終了信号が制御部 1 0 0に送信される （ステツ プ S T 2 3、 ステップ S T 3 1 ) 。 この終了信号を受信した制御部 1 0 0は、 画像生成 部 1 0 0 1や音声制御部 1 0 0 2、 あるいは購部 1 0 0 5に、 所謂クールダウンや結 果表示といったトレーニングの終了動作を行わせる （ステップ S T 3 3) 。 すなわち、 制御部 1 0 0は、 画像生成部 1 0 0 1によってモニタ画面 7 2 1に 「卜レーニングを終 了します」 などとメッセージを表示させると共に、 その後、 一番負荷の少ない動作で自 然な藤動を行わせる指示、 例えば「足置き部 3 0の後部に立って、 ゆっくりとスライ ドさせてください」 などのメッセージを表示させ、 かつ、 音声制御部 1 0 0 2によって スピ一力 7 3から流すリズムのテンポを徐々に下げていくといった終了動作を行わせる 。 この終了動作は、 急激に運動を止めることによるプレイヤ Pの体へ負担を減少させる ためのものである。

また、 制御部 1 0 0は、 この終了動作を行う間、 演算部 1 0 0 5にトレーニング結果 の集計を行うよう指示する。 例えば、 演算部 1 0 0 5では、 のように、 夕イマ 1 0 0 3やセンサ検出信号処理部 1 0 0 4からの情報に基づいて、 スライド纖 （ッイスト 運動） の反復回数、 トレーニング開始から終了までの経過時間 （所要時間） 、 操作タイ ミングが一致していた回数、 及びトータル消費カロリーなどを集計する。 そして、 これ らの吉果をモニタ画面 7 2 1に表示する。

なお、 終了動作を行う前のトレーニング （ミニレッスン） 時における （ステップ S T 2 1、 ステップ S T 2 9) 、 図 1 1、 1 2の各モ一ド画面に表示されるような、 反復回 数 （現在の回数/規定回数） 、 消費カロリ一及びトレーニング開始からの β時間など も、 同様に制御部 1 0 0によって表示制御される。

このように、 トレ一ニング装置 1は、 モ一ドゃコースなどのトレーニングメニューが 選択可能に構成され、 また、 そのトレーニング結果がモニタ 7 2に表示可能に構成され ているため、 プレイヤ Ρは、 トレーニング目的を明確にできる同時に、 運動方法 （トレ —ニング装置 1の使用方法） 、 あるいは、 トレ一ニングを効果的に行うための理解を高 められるようになる。 さらに、 モニタ 7 2に表示される内容 （コンテンツ） によって、 すなわち、 上記トレーニング表示のみならず、 例えばトレーニング表示 のゲームや テレビ等の娯楽映像の表示などによって、 プレイヤ Ρが、 単調、 かつ退屈になりがちな トレーニング時間を楽しく過ごせるようにすることもできる。

図 1 3は、 トレーニング装置の変形態様を示す上面概略構成図である。 この変形態様 に係る構成音 l 'は、 基台 1 0 ' 、 スライド基音! 52 0 '、 足置き咅 β 3 0 '及び 結音 4 0 ' を備える。 基台 1 0 ' は、 左右に伸びる所要幅及び所要厚みを る板状体であり 、 基台 1 0 ' の内部には、 所要幅を有し、 かつ長手方向に亘る長孔 1 V が切欠かれて 2003/011331 いる。 スライド基部 20'は、 円柱状体であり、 かつ、 長孔 11'の幅寸法に対 る 直径を有しており、 この長孔 11' に遊嵌されるものである。 円柱状体 20'の上面に は、 この円柱状体 20' と回動中心が一致するように、 所定形状、 例えば円板状をなす 足置き部 30'が り付けられている。 円柱状体 20' と足置き部 30' とは、 供回り 構造であってもよく、 また、 相対回転可能な構造であってもよい。

足置き部 30'の側部適所には、 当該足置き部 30'の中心から放射状に延設された 所要幅を るアーム 41'が設けられている。 基台 10'の中心 Ιίί^位置には、 所要 径を有する円柱状の揺動軸 42'カ り付けられている。 アーム 41'の内部には、 長 手方向に亘つて揮動軸 42'に対応する幅を有する長孔 411'が切欠かれている。 揺 動軸 42'は、 この長孔 411'に嵌合されている。 なお、 付勢部は、 嫌己実施形態と 同様に、 基部 10' とスライド基部 20' との間に係合させて張設しておけばよい。 こ の構成によっても、 スライド運動と回転動作とを連動して行わせることが T能となる。 本発明におけるトレ一ニング装置 1は以下の構 β¾¾素を含むことを特徴とする： 左右方向に延びるガイドレールを備えた基台と、

上記ガイドレールに沿ってスライド移動可能なスライド基部と、

上記スライド基部の上部に回動可能に設けられた足置き台と、

上記足置き台のスライド位置と回動角とを関連付けるべく上記基台の左右方向略中間 の麵と上記足置き台とを係合する連結手段と、

上記スライド基部に上記基台の左右方向略中間位置に向かう付勢力を与える付勢手段 上記のトレーニング装置 1において、 上記連結手段は、 一端が上記足置き台に連結さ れた揺動アームと、 この揺動アームの他疆を回動かつ摺動自在に娥する上記基台に 設けられた揺動ァ一ム支持部とを有することが好ましい。 この構成によれば、 足置き台 の回 ¾1動を、 揺動アームを揺動蓮動の腕として、 かつ揺動アーム幾部を回転中心 ( 軸） としてスライド運動と連動して行うことができる。

また、 上記揺動アームは棒状体からなり、 上記揺動アーム支持部はこの鋼犬体を觀 する口一ラ対を有することが好ましい。 この構成によれば、 揺動アームを簡易な構造と することができる。 また、 揺動動作を、 揺動アームがローラ対の腦立置で揺動中心と なると共に摺動することによって実現することができる。

また、 上記ガイドレールは 2本が並設されてなり、 上記スライド基部はその前 向 両端部で各ガイドレールを挟持するものであることが好ましい。 この構成によれば、 ス ライド基部は、 安定したスライド移動を行うことができる。

また、 上記スライド基部は上記ガイドレールを上下方向から猶するローラ対を有す ることが好ましい。 この構成によれば、 スライド基部がガイドレールから外れるのを防 止することができる。

また、 上記ガイドレールを上下方向から するローラ対のうち、 上側のローラの軸 «ΤΚ平であり、 下側のローラの軸は惧斜して配置されていることが好ましい。 この構成 によれば、 下側のローラの軸は、 水平な場合に比して高い位置でスライド基部に軸支可 能となるため、 スライド基部の高さ寸法を短縮でき、 したがって、 スライド基部をコン パクト化することができる。

また、 上記付勢手段は、 上記スライド基部と上難台間に張設されたスプリングであ ることが好ましい。 この構成によれば、 付勢手段を簡易な構造とすることができる。 また、 上記基台は、 手摺り部を有することが好ましい。 この構成によれば、 プレイヤ は、 手摺り部を掴むことによって、 足置き台を両足で踏ん張ってスライド始動を行うこ とが容易となり、 また、 スライド運動と回 動とを同時に行うのにも拘わらず、 体の パランスカ戰り易くなる。

また、 上記トレ一ニング装置は、 トレーニングガイド用の画像を表示するモニタをさ らに含んでいてもよい。 この構成によれば、 トレーニング装置は、 モニタ画面を介して トレーニングガイド用の画像をプレイヤに提供することができる。

また、 上記トレ一ニング装置は、 上記モニタに表示されるトレーニングガイド用の画 像の切換を指示操 るコントローラをさらに含んでいてもよい。 この構成によれば、 トレーニング装置は、 コントローラを介して所望のトレーニングガイドをプレイヤに提 供することができる。

さらに、 上記コントローラは、 上記 り部に設けられていることが好ましい。 この 構成によれば、 プレイヤは、 足置き台に乗った状態でコントローラを操作することか 能となる。

なお、 本発明は以下の変形態様を採用することができる。

( 1 ) 足置き咅 3 0の形状は、 四角形状の他、 円形状や、 四角^の多角形状であって もよい。 したがって、 例えば、 足置き部 3 0をサーフボード、 スノーボードあるいはス キー板の形状を模したものとしてもよい。

( 2) スライドシャフト 1 4及びロッド 4 1は直線形状でなくともよく、 一部あるい は全体に亘つて湾曲部を有していてもよい。 また、 スライドシャフト 1 4及びロッド 4 1の断面形状は、 真円でなくともよく、 楕円 （偏心円） であってもよいし、 長方形や正 方形をした多角形であってもよい。 また、 ロッド 4 1と筒体 3 1とは一体形成されてい てもよい。 この場合、 上コロ 2 1、 下コロ 2 2、 及びコ口 4 2 4の周面は可及的に全面 で当接する形状に対応して形成されればよい。

( 3) コロ 4 2 4の設置位置は、 スライド基部 2 0のスライド移動面内でなくともよ く、 足置き部 3 0の上方に證されていてもよい。 例えば、 ロッド 4 1をスライド基部 2 0 (足置き部 3 0) の水平面に対して鉛直方向上向きに立設し、 垂直面内の揺動運動 となるようにして、 謝^向の寸法の小型化を図ってもよ

(4) センサ 7 4は、 ガイド部 7 0に設けなくともよぐ 例えば、 手摺り部 6 0の適 コントローラ 8 0に設けてもよい。 また、 スライド移動により往復運動した回数を 計測するために、 例えば、 近接センサや機械的スィッチで構成する位置センサを、 基台 1 0の左右薩に取り付けておき、 スライド基部 2 0の存在を検出し、 その検出回数を カウントすることで、 回数を計数するようにしてもよい。 あるいは、 揺動アーム支 持部 4 2の適所に、 ロッド 4 1の揺動を検出する位置センサなどを設けて、 その揺動回 数を計数するようにしてもよい。

( 5 ) 圧力センサを足置き部 3 0上、 あるいは足置き部 3 0内部あるいは下面に取り 付け、 足置き部 3 0上にかかる荷重を検出することで足置き部 3 0上にプレイヤが乗つ たことを^!するようにしてもよい。

(6) モニタ 7 2は、 基台 1 0側と別体とせず、 本で構成してもよい。 このように 2003/011331 すれば、 コントローラ 8 0との信号線の配線が容易となる。

( 7) トランスボンダ TP付きリングなどの代わりに、 個人情報が記録されたカード などを用い、 コントローラ 8 0などにカード情報読み取り部 （カード挿入部） を設け、 ここにカードを差し込むなどすることで個人認証を行ってもよい。

(8) モニタ 7 2表面に透明体からなる^]の夕ツチパネルセンサを貼り、 制御部 1 0 0内に、 画面上の位置とタツチパネルセンサの位置との座標を関連付けする手段と、 夕ッチ位置の検出座標から画面上に表示した各ポ夕ンのいずれかを特定する手段を設け る態様としてもよい。 これによれば、 コントローラ操作がその分、 容易となる。

の利用可離

本発明のトレーニング装置は、 足踏み動作などを必要とせずにスライド運動とッイス ト運動とを連動して行い、 体幹部を効果的にトレ一ニングするためのものに利用するこ とができる。

Claims

請求の範囲

1 . 左右方向に延びるガイドレールを備えた基台と、

上記ガイドレールに沿ってスライド移動可能なスライド基部と、

上記スライド基部の上部に回動可能に設けられた足置き台と、

上記足置き台のスライド位置と回動角とを関連付けるべく上記基台の左右方向略中間 の画と上記足置き台とを係合する連結手段と、

上記スライド基部に上記基台の左右方向略中間位置に向かう付勢力を与える付勢手段 とを含む卜レーニング装置。

2. 上記連結手段は、 一端が上記足置き台に連結された揺動アームと、

この揺動アームの他端側を回動かつ摺動自在に^する上記基台に設けられた揺動ァ ーム支持部とを有することを特徴とする請求項 1記載のトレーニング装置。

3. 上記揺動アームは棒状体からなり、 上記揺動アーム ¾ ^部は上記棒状体を麟す るローラ対を有することを疆とする請求項 2記載のトレーニング装置。

4. 上記ガイドレールは 2本が並設されてなり、 上記スライド基部はその謝妨向両 で各ガイドレールを挟持するものであることを とする請求項 1〜 3のいずれか に記載のトレーニング装置。

5. 上記スライド基部は上記ガイドレールを上下方向から^ tするローラ対を; る ことを特徵とする請求項 1〜4のいずれかに記載のトレーニング装置。

6. 上記ガイドレールを上下方向から挟持するローラ対のうち、 上側のローラの軸は 水平であり、 下側のローラの軸は { 斜して配置されていることを とする請求項 5記 載のトレーニング装置。

7. 上記付勢手段は、 上記スライド基部と上記基台間に張設されたスプリングである ことを とする請求項 1〜 6のいずれかに記載のトレーニング装置。

8. 上言 3¾台は、 棚り部を有することを雖とする請求項 1〜7のいずれかに記載 のトレーニング装置。

9. トレーニングガイド用の画像を表示するモニタをさらに含むことを とする請 求項 1〜 8のいずれかに記載のトレーニング装置。

1 0. 上記モニタに表示されるトレーニングガイド用の画像の切換を i ^操作するコ ントロ一ラをさらに含むことを (とする請求項 9 ff3載のトレーニング装置。

1 1. 上記コントローラは、 上記手摺り部に設けられていることを特徵とする請求項 1 0記載のトレーニング装置。